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○快刀乱麻を断つかいとうらんまをたつ🔗🔉

○快刀乱麻を断つかいとうらんまをたつ (切れ味のよい刀剣で、乱れもつれた麻を切る意)紛糾している物事を、てきぱきと手際よく処理すること。単に「快刀乱麻」とも。 ⇒かい‐とう【快刀】 がいとう‐ろくおん街頭録音】 ラジオ放送で、その時々の問題について街頭で大衆の意見を求めて録音したもの。 ⇒がい‐とう【街頭】 かい‐どき買い時カヒ‥ 買うのにちょうどよい時期。買うと得をする時期。 かいど‐きりゅう改土帰流‥リウ 明・清代、西南地方に住む少数民族に対して行われた統治政策。少数民族の土司・土官に代えて、中央から流官(正式に任命された地方官)を派遣し、その地域の漢化をはかる政策。実際には、土官は清末まで残存。 かい‐とく晦匿クワイ‥ 才能をかくして世をのがれ隠れること。 かい‐とく解得】 (明治初期の語)理解し体得すること。 かい‐どく買い得カヒ‥ 買って得をすること。「お―品」 かい‐どく会読クワイ‥ 二人以上の人が寄り集まって読書しあうこと。「―輪講」 かい‐どく回読クワイ‥ 多人数のものが、ある書物を順次に回して読むこと。まわしよみ。「雑誌を―する」 かい‐どく貝毒カヒ‥ 貝類のもつ毒。貝類が有毒プランクトンを摂取して体内に蓄積されたもの。→サキシトキシン かい‐どく解読】 ①解釈しながら読むこと。 ②普通には読めない文章・暗号などを読み解くこと。「古代文字の―」 がい‐どく害毒】 害になるよくないもの。「―を流す」 かいとく‐しょいん懐徳書院クワイ‥ヰン (→)懐徳堂の別称。 がい‐どくそ外毒素グワイ‥ 〔医〕(exotoxin)細菌が分泌する毒素。菌体内に含まれる内毒素に対していう。破傷風毒素・ボツリヌス毒素・ジフテリア毒素・腸炎ビブリオの溶血毒など。→細菌毒素 かいとく‐どう懐徳堂クワイ‥ダウ 江戸時代、大坂にあった町人出資の郷学校。1724年(享保9)設立。26年幕府官許。三宅石庵・中井甃庵しゅうあん、のち中井竹山・中井履軒らが教授。富永仲基なかもと・山片蟠桃やまがたばんとうらを輩出。1869年(明治2)廃校。懐徳書院。 かい‐ととの・える買い整える・買い調えるカヒトトノヘル 〔他下一〕 必要な物を買って用意する。「入学用品を―・える」 ガイド‐ナンバーguide number】 閃光電球やストロボなどの光量を示す値。この値を撮影距離で割ることにより、適正露光の絞り値が得られる。 ⇒ガイド【guide】 かいと‐ばん垣外番】 江戸時代、大坂三郷で、町の治安維持に当たった番人。長吏ちょうりの配下で、町内の祝言・宿替・法事などの折には雑役に従い、祝儀銀を受けた。 ⇒かい‐と【垣外】 ガイド‐ブックguidebook】 手引書。指南書。(旅行)案内書。 ⇒ガイド【guide】 ガイド‐ポストguidepost】 ①道しるべ。道標。 ②経済政策の指導目標。 ⇒ガイド【guide】 かい‐ともし掻灯】 (カキトモシの音便)清涼殿の夜御殿よるのおとどの四隅に釣った金灯籠にともした油火の灯。徒然草「夜の御殿のをば―とうよ、などいふ」 ガイド‐ラインguideline】 指針。基本方針。指導目標。 ⇒ガイド【guide】 かい‐とり買取りカヒ‥ 買い取ること。 かい‐とり楫取】 カジトリの音便。 かい‐どり掻取】 ①衣服の褄つまを手で持ちあげること。 ②婦人の礼服で、帯を締めた上から掛けて着る長小袖。うちかけ。浄瑠璃、神霊矢口渡「―の裾、長廊下ざざめきつれて入る跡へ」 ⇒かいどり‐こづま【掻取小褄】 ⇒かいどり‐すがた【掻取姿】 ⇒かいどり‐づま【掻取褄】 ⇒かいどり‐まえ【掻取前】 かい‐どり飼鳥カヒ‥ 家に飼養する鳥。日葡辞書「カイトリ」 かい‐どり鑰取】 カギトリの音便。 かいどり‐こづま掻取小褄(→)「かいどりづま」に同じ。 ⇒かい‐どり【掻取】 かいどり‐すがた掻取姿】 着物の褄つまをとって裾すそをからげた姿。徒然草「―のうしろ手、毛おひたる細はぎのほど、をかしく、つきづきし」 ⇒かい‐どり【掻取】 かいどり‐づま掻取褄】 衣服の褄をかいどること。狂言、法師が母「ただひとり―にて行かぬよなう」 ⇒かい‐どり【掻取】 かいどり‐まえ掻取前‥マヘ 衣服の前の褄をとること。好色一代男7「露分衣―して」 ⇒かい‐どり【掻取】 かい‐と・る買い取るカヒ‥ 〔他五〕 買って自分の所有とする。「隣接の地所を―・る」 かい‐ど・る掻い取る】 〔他四〕 (カキトルの音便) ①着物の裾すそや褄つまさきを手で持ってかかげる。日葡辞書「イシャウノスソヲカイトル」 ②かいつまむ。要約する。浮世草子、新可笑記「―・つてその道理を申されければ」 かい‐どんや買問屋カヒ‥ ⇒かいどいや かいな腕・肱カヒナ ①肩からひじまでの間。二のうで。また、肩から手くびまでの間。 ②舞の手を数える語。源平盛衰記3「二―三―舞ひかけつて」 ⇒かいな‐げ【腕挙】 ⇒かいな‐ひき【腕引】 ⇒かいな‐ひねり【腕捻り】 ⇒腕を返す かい‐な 〔感〕 (上方語。「さうかいな」の略)そうですか。そうかね。東海道中膝栗毛7「『いや、わつちらア江戸でござりやす』『―、わたくしは又、…』」 がい‐な 〔連体〕 (「がい」は「我意」の意で強く張る意か)大層な。甚だしい。おびただしい。奴俳諧「とうとい神の―氏子等」→がいに かいな‐げ腕挙カヒナ‥ (カイナアゲの約)腕をあげること。神楽歌、細波「捧げてはおろし、おろしては捧げ、―をする」 ⇒かいな【腕・肱】 かい‐なし甲斐無しカヒ‥ かいのないこと。ふがいのないこと。また、その人。かいしょうなし。 かい‐なじ・む買い馴染むカヒ‥ 〔他五〕 遊女などをしばしば買ってなじみとなる。 かい‐な・ず掻い撫づ‥ナヅ 〔他下二〕 (カキナヅの音便)かきなでる。神代紀「中間なかに一ひとりの少女を置ゑて―・でつつ哭く」 かいな‐だゆ・し腕弛しカヒナ‥ 〔形ク〕 腕がつかれてだるい。宇治拾遺物語10「経を…捧げ奉りしに、―・くもあらず」 かい‐なで掻い撫で】 (カキナデの音便)物の表面を撫でただけで、その真相を知らないこと。とおりいっぺんなこと。平凡。源氏物語末摘花「かうやうの―にだにあらましかばと」。森鴎外、うたかたの記「そのふるまひには自ら気高き処ありて―の人と覚えず」。「―の文章」 かいな‐ひき腕引カヒナ‥ 衆道しゅどうまたは男女の仲で、腕に刀をあてて血を出し、互いにすすりあって誓うこと。 ⇒かいな【腕・肱】 かいな‐ひねり腕捻りカヒナ‥ 相撲の手の一つ。両手で相手の一方の腕を取って横に捻り倒すもの。 ⇒かいな【腕・肱】 かい‐ならし掻い均し】 (カキナラシの音便)(→)斗掻とかきに同じ。 かい‐なら・す飼い馴らすカヒ‥ 〔他五〕 (野生の)動物を飼育し、人になつける。比喩的に、人のめんどうを見て、その人を自分の言いなりにさせる。「部下を―・す」 かい‐なり貝状カヒ‥ 貝のような形。 ⇒かいなり‐がた【貝状形】 かいなり‐がた貝状形カヒ‥ 貝のような形の笄こうがい。江戸城では、三の間以上の奥女中が用いた。 ⇒かい‐なり【貝状】

広辞苑 ページ 3305 での○快刀乱麻を断つ単語。