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○足の踏み場もないあしのふみばもない🔗🔉

○足の踏み場もないあしのふみばもない 物がいっぱいに散らばっていて、足を下ろす場所もない。 ⇒あし【足・脚】 あし‐の‐ほわた葦の穂綿】 葦の穂が晩秋にけば立って綿のようになったもの。〈[季]秋〉 あし‐の‐まろや葦の丸屋】 葦で葺いた粗末な小屋。あしのや。金葉和歌集「―に秋風ぞ吹く」 あじ‐の‐もと味の素アヂ‥ グルタミン酸ナトリウムを主成分とする、粉末の旨味うまみ調味料の商標名。 あし‐の‐や葦の矢】 葦の茎で作った矢。朝廷で大晦日の追儺ついなに、方相氏ほうそうしの後ろから群臣が桃の木で作った弓につがえて鬼を追いやるのに用いた。 あし‐の‐や葦の屋(→)「あしのまろや」に同じ。 あしのや‐の‐うないおとめ葦屋原処女‥ウナヒヲトメ ⇒うないおとめ あし‐の‐ゆ芦ノ湯】 神奈川県箱根町にある温泉。箱根七湯の一つ。泉質は硫黄泉。 あし‐ば足場】 ①足をふみ立てる所。あしもとのぐあい。「雪どけで―が悪い」 ②高い所で工事をする時、足がかりのため、かりに丸太などで組み立てる構造物。「―を組む」 ③事をしようとする時の基礎。また、きっかけ。「―を固める」「―を失う」 ④交通の便。「都心に出るのに―が悪い」 ⇒あしば‐まるた【足場丸太】 あしはな‐げ葦花毛】 馬の毛色で、黄をおびた葦毛。これの少し赤ばんだものを葦花赤毛という。あしのはなげ。おばな葦毛。 アシハバードAshkhabad⇒アシガバード あしば‐まるた足場丸太】 建築用の足場などに用いる丸太。直径12〜15センチメートル、長さ6メートル以上のもの。 ⇒あし‐ば【足場】 あし‐ばや足早】 人の歩き具合のはやいさま。また、舟などの速力のはやいこと。「―小舟」「―に立ち去る」 あし‐はら葦原】 葦の生えている原。あしわら。古事記「―の蕪しけしき小屋おやに」 葦原 撮影:関戸 勇 ⇒あしはら‐の‐くに【葦原の国】 ⇒あしはら‐の‐ちいほあき‐の‐みずほのくに【葦原の千五百秋の瑞穂の国】 ⇒あしはら‐の‐なかつくに【葦原の中つ国】 ⇒あしはら‐の‐みずほのくに【葦原の瑞穂の国】 あし‐ばらい足払い‥バラヒ 柔道で、足で相手の足を横にはらって倒す技。 あし‐はらえ悪祓‥ハラヘ 罪ある者に罪をはらわせる祓。↔善祓よしはらえ あしはら‐しこお葦原醜男‥ヲ 古事記で大国主命の別名。播磨風土記では天之日矛あめのひぼこと国の占有争いをする神。 あしはら‐の‐くに葦原の国】 記紀神話などに見える、日本国の称。 ⇒あし‐はら【葦原】 あしはら‐の‐ちいほあき‐の‐みずほのくに葦原の千五百秋の瑞穂の国‥ミヅ‥ (→)「葦原の国」に同じ。 ⇒あし‐はら【葦原】 あしはら‐の‐なかつくに葦原の中つ国】 (「中つ国」は、天上の高天原たかまのはらと地下の黄泉よみの国との中間にある、地上の世界の意)(→)「葦原の国」に同じ。 ⇒あし‐はら【葦原】 あしはら‐の‐みずほのくに葦原の瑞穂の国‥ミヅ‥ (→)「葦原の国」に同じ。万葉集18「―を天降あまくだり治しらしめしける」 ⇒あし‐はら【葦原】 あしび馬酔木(→)「あせび」に同じ。「馬酔木の花」は〈[季]春〉。万葉集2「磯の上に生ふる―をたをらめど」 あしび馬酔木】 ①1903年(明治36)伊藤左千夫ら発刊の短歌雑誌。08年廃刊。→アララギ。 ②1928年「破魔弓」を改題した、水原秋桜子しゅうおうし主宰の俳句雑誌。 あし‐び葦火】 葦刈りの人が暖をとるために刈った葦を燃やす火。また、燃料用に干した葦を燃やす火。〈[季]秋〉。万葉集11「―焚く屋の煤してあれど」 あしひき‐の足引の】 〔枕〕 (「ひき」は「引き」でなく、「足痛あしひく」の「ひき」か。または「木」などの意か。一説に、「あし」を葦と解する。後には、アシビキノとも)「山」「を(峰)」にかかる。 あし‐ひ・く足痛く】 〔自四〕 (上二段にも活用か)足に病がある。万葉集2「―・く吾が背勤めたぶべし」 あし‐びょうし足拍子‥ビヤウ‥ 舞踊などで足ぶみをしてとる拍子。 アジ‐ビラ アジテーションのためのビラ。 アジピン‐さんアジピン酸】 (adipic acid)ジカルボン酸の一つ。分子式HOOC(CHCOOH 無色の結晶。工業的にはシクロヘキサノールの酸化により製する。ナイロンなどの重要な合成原料。 あし‐ふいご足韛】 足で踏んで風を出すしかけのふいご。 あし‐ぶえ葦笛】 葦の葉笛。 あし‐ふき足拭き】 足を拭くこと。また、拭く布。 あし‐ぶき葦葺き】 屋根を葦でふくこと。また、その屋根や家。後拾遺和歌集「―のわが宿は」 あし‐ぶち足駁・足斑・】 馬の毛色の名。膝から下の毛の白いもの。四白よつじろ。雪踏み。〈倭名類聚鈔11あし‐ぶね葦舟・葦船】 ①葦で作った船。古事記「蛭児ひるこ。この子は―に入れて流し去てき」 ②葦を積んだ船。あしかりおぶね。忠見集「難波に―あり」 ③水に浮かんだ葦の葉を舟にたとえていう。 あし‐ぶみ足踏み】 ①足拍子。あしどり。枕草子142「―を拍子に合はせて」 ②進行せずにそのままの位置で足を交互にふむこと。「―を続ける」 ③転じて、物事が停滞して進歩しないこと。停頓。「―状態」 アジ‐プロ アジテーションとプロパガンダとの略。煽動と宣伝。 あしべ芦部】 姓氏の一つ。 ⇒あしべ‐のぶよし【芦部信喜】 あし‐べ葦辺・蘆辺】 葦の生えている水辺。万葉集15「夕されば―に騒き」 ⇒あしべ‐おどり【蘆辺踊】 あしべ‐おどり蘆辺踊‥ヲドリ 大阪道頓堀の大阪演舞場で毎年春に南花街組合が催す芸妓の舞踊公演。1888年(明治21)創始。〈[季]春〉 ⇒あし‐べ【葦辺・蘆辺】 あしべつ芦別】 北海道中央部、空知川中流に位置する市。かつては石狩炭田北部の中心地の一つ。広大な森林を有する。人口1万9千。 あしべ‐のぶよし芦部信喜】 憲法学者。長野県生れ。東大教授。裁判における違憲の主張・判断の方法を論ずる憲法訴訟論の導入と発展に努める。著「憲法訴訟の理論」「現代人権論」。(1923〜1999) ⇒あしべ【芦部】 あし‐へん足偏】 漢字の偏の一つ。「跡」「路」などの偏の「足」の称。あとへん。 あし‐ぼね足骨】 足の骨。また、足の力。「―が強い」 あじ‐ほんぷしょう阿字本不生‥シヤウ 〔仏〕梵語の第1字母の「阿」は万物の根源を意味し、万物が本来不生不滅であるという真理を象徴するということ。密教の説。→阿字→阿字観 あし‐ま足間】 人などの足と足との間。 あし‐ま葦間】 生い茂っている葦の間。 あじま安島】 姓氏の一つ。 ⇒あじま‐なおのぶ【安島直円】 あし‐まいり足参り‥マヰリ ⇒みあしまいり あし‐まかせ足任せ】 ①足の進むに任せて気ままに歩くこと。 ②歩ける限り歩くこと。 あし‐まくら葦枕】 葦のほとりに宿ること。夫木和歌抄32「浪かかるなにはの里の―」 あじまさ檳榔アヂ‥ ビロウ(蒲葵)の古名。古事記「―の島」 あし‐まとい足纏い‥マトヒ 足手まとい。 あじま‐なおのぶ安島直円‥ナホ‥ 江戸中期の和算家。号は南山。出羽新庄藩士。山路主住らに学び、円理の改革に注目すべき業績をあげた。その遺稿を集めた「不朽算法」がある。(1732〜1798) ⇒あじま【安島】 あじま・む嗜むアヂマム 〔他四〕 むさぼり食う。好む。味わう。日本霊異記「名利殺生を―・むは」 あし‐まめ足まめ】 面倒がらず、気軽に歩き回ること。また、そういう人。「―な人」「―に活動する」 あじ‐まめ藊豆アヂ‥ フジマメの別称。 あし‐まわり足回り‥マハリ ①あしもと。 ②自動車などの車輪とその取付け部分。また、その機能。 あしみ馬酔木】 アセビの別称。 あし‐み足み】 歩むこと。あゆみ。出観集「川霧に駒の―の音せずは」 あし‐み悪しみ】 わるい所。新撰六帖1「たどり行く道の―の見ゆばかり」 あじ‐み味見アヂ‥ 味の加減を見ること。 あし‐み・す悪しみす】 〔自サ変〕 悪くなる。土佐日記「心地―・して」 あじ‐むらアヂ‥ アジガモの群れ。 ⇒あじむら‐の【群の】 あじむら‐の群のアヂ‥ 〔枕〕 「騒く」「通ふ」にかかる。 ⇒あじ‐むら【群】 アシメトリーasymmetry⇒アシンメトリー あじ‐も味藻アヂ‥ アマモの別称。

広辞苑 ページ 335 での○足の踏み場もない単語。