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かきつばた【杜若・燕子花】🔗⭐🔉
かきつばた【杜若・燕子花】
(古くは清音)
[一]〔名〕
①アヤメ科の多年草。池沼や湿地に生じ、高さ約70センチメートル。葉は広剣状。初夏、花茎の先端に大形の花を開く。色は通常紫または白。大きな3枚の外花被片には中央に1本の白線が入る。観賞用にも栽培。花を布にこすりつけて紫色に染める。顔佳草かおよぐさ。〈[季]夏〉。万葉集7「―衣に摺りつけ」
カキツバタ
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②襲かさねの色目。山科流では、表は萌葱もえぎ、裏は紅梅。または、表は二藍ふたあい、裏は萌葱。
③紋所の名。カキツバタの葉と花とをとりあわせたもの。
[二]〔枕〕
「にほふ(匂ふ)」「さき(佐紀)」にかかる。

広辞苑 ページ 3467 での【杜若】単語。