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かく‐ぶつ【格物】🔗🔉

かく‐ぶつ格物】 「礼記」大学の、いわゆる八条目(格物・致知・誠意・正心・修身・斉家・治国・平天下)の一つ。宋学以来重視されるようになった。 ㋐朱子学では、「物(の理)にいたる」と読み、事物に本来そなわる理に窮め至ることと解した。 ㋑陽明学では、「物(事)をただす」と読み、心の良知を発揮することによって社会のあり方をただすことと解した。 ⇒かくぶつ‐がく【格物学】 ⇒かくぶつ‐ちち【格物致知】

広辞苑 ページ 3547 での格物単語。