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○方塞がるかたふさがる🔗⭐🔉
○方塞がるかたふさがる
陰陽道で、その方位がふさがりとなる。
⇒かた【方】
かた‐ふたがり【方塞がり】
陰陽道おんようどうで、天一神なかがみや大将軍たいしょうぐんなどのいる方角を凶として忌むこと。かたふたぎ。かたふさがり。後撰和歌集恋「―とて男の来ざりければ」→かたたがえ
かた‐ふたぎ【方塞ぎ】
(→)「かたふたがり」に同じ。
かたふた‐ばしら【片蓋柱】
壁に付けた長方形断面の装飾的な柱。片蓋。
かた‐ふち【片淵】
川の片方の岸が深くなって淵となっている所。神代紀下「石川―」
かた‐ぶつ【堅物】
きまじめで、融通のきかない人。
かた‐ぶとり【固太り】
太っているが筋肉が固くしまっていること。また、そういう人。
かた‐ぶとん【肩蒲団】
寝るとき防寒のために肩にあてる細長く小さい蒲団。〈[季]冬〉
かた‐ふね【片船】
①漁業や航海で連れの舟どうしをいう。類船。友船。僚船。
②瓜などを竪たてに二つ割りにしたその片方。好色五人女2「奈良漬瓜を―蓮の葉に包みて」
かた‐ぶり【偏降】
雨ふりばかりが続くこと。↔偏照かたでり
かた‐へら【傍片】
一対のものの一方。かたほう。
かた‐べり【片減り】
対になった物の一方だけ、あるいはある物の片側だけが特に磨り減ること。
がた‐べり【がた減り】
急激に減ること。激減。「売上げが―になる」
かた‐へん【方偏】
漢字の偏の一つ。「旅」「旗」などの偏の「方」の称。
かた‐へん【片偏】
漢字の偏の一つ。「版」「牌」などの偏の「片」の称。
かた‐へんど【片辺土】
かたいなか。かたほとり。狂言、宗論「愚僧は都と申してもつうと―の者で御座る」
かた‐ほ【偏・片秀】
不十分。不完全。源氏物語夕顔「―なるをだに、乳母やうの思ふべき人は、あさましう、まほにみなすものを」↔真秀まほ
かた‐ほ【片帆】
①片方の帆。
②横風をはらませるため、船の帆を一方に傾けてあげること。夫木和歌抄26「―にかくる風の涼しさ」↔真帆まほ。
③真帆に添えて張る狭い帆。
かた‐ほ【片頬】
一方の頬。かたほお。
かた‐ほう【片方】‥ハウ
対をなすものの一方。片一方。「―の手袋」↔両方
かた‐ぼう【片棒】‥バウ
駕籠かごをかつぐ時の先肩か後肩かの一方。
⇒片棒を担ぐ
かた‐ぼうえき【片貿易】
相手方に対する貿易が輸出または輸入にかたよること。
広辞苑 ページ 3835 での【○方塞がる】単語。