複数辞典一括検索+

かなし・ぶ【愛しぶ・悲しぶ】🔗🔉

かなし・ぶ愛しぶ・悲しぶ】 〔他上二・四〕 (奈良時代上二段、平安以後四段に活用) ①切なくてたえられないと思う。万葉集20「今日だにも言問ことどいせむと惜しみつつ―・び坐せ」 ②いとしいと思う。かわいく思う。今昔物語集30「一人の娘ありけり。…父母これを―・び愛して」 ③(風景などを)めでてほめる。古今和歌集「霞をあはれび、露を―・ぶ心」 ④心打たれる。感動する。宇津保物語俊蔭「琴の音をこころみて、―・び給ひて」

広辞苑 ページ 3975 での愛しぶ単語。