複数辞典一括検索+

かな‐しき【鉄敷・金敷】🔗🔉

かな‐しき鉄敷・金敷】 鍛造や板金作業を行う際、被加工物をのせて作業をする鋳鋼または鋼鉄製の台。鉄床かなとこ。アンビル。 鉄敷

かなしきがんぐ【悲しき玩具】‥グワン‥🔗🔉

かなしきがんぐ悲しき玩具‥グワン‥ 歌集。石川啄木作。1912年(明治45)刊。「一握の砂」以後の作194首と歌論を収める。共に短歌の革命を意図した新しい形式と内容を盛ったもの。 →文献資料[悲しき玩具]

かなしけく【悲しけく】🔗🔉

かなしけく悲しけく】 (悲シのク語法)かなしいこと。古事記「いらけなくそこに思ひ出―ここに思ひ出」

かな‐しばり【金縛り】🔗🔉

かな‐しばり金縛り】 ①動くことができないようにきびしく縛りつけること。恐怖などで体が動かなくなることにもいう。「―にあう」 ②金の力で自由を束縛すること。 ⇒かなしばり‐の‐ほう【金縛りの法】

かなしばり‐の‐ほう【金縛りの法】‥ホフ🔗🔉

かなしばり‐の‐ほう金縛りの法‥ホフ 修験者しゅげんじゃの行ずる法。不動明王の威力によって、金鎖で縛るように、人(あるいは人に害を加えるもの)を身動きできないようにする法。 ⇒かな‐しばり【金縛り】

かなしび【悲しび・哀しび】🔗🔉

かなしび悲しび・哀しび】 かなしく思うこと。かなしみ。源氏物語宿木「世の常なき―なれど」

かな‐しぶ【鉄渋】🔗🔉

かな‐しぶ鉄渋】 金属の錆さびが水にまじったもの。

かなし・ぶ【愛しぶ・悲しぶ】🔗🔉

かなし・ぶ愛しぶ・悲しぶ】 〔他上二・四〕 (奈良時代上二段、平安以後四段に活用) ①切なくてたえられないと思う。万葉集20「今日だにも言問ことどいせむと惜しみつつ―・び坐せ」 ②いとしいと思う。かわいく思う。今昔物語集30「一人の娘ありけり。…父母これを―・び愛して」 ③(風景などを)めでてほめる。古今和歌集「霞をあはれび、露を―・ぶ心」 ④心打たれる。感動する。宇津保物語俊蔭「琴の音をこころみて、―・び給ひて」

広辞苑 ページ 3975