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から‐かみ【唐紙】🔗🔉

から‐かみ唐紙】 ①中国渡来の、紙に胡粉ごふんまたは雲母うんもの粉末で文様を刷り出した紙。また、平安時代に詠草料紙としてそれを模造したものは、のちに襖ふすまの上張りに用いる。大鏡伊尹「黄なる―の、下絵ほのかに」→唐紙とうし。 ②織色の名。経たては白、緯よこは黄色。 ③襲かさねの色目。表は白、裏は黄。 ④唐紙障子の略。〈[季]冬〉。→襖ふすま⇒からかみ‐し【唐紙師】 ⇒からかみ‐しょうじ【唐紙障子】

広辞苑 ページ 4189 での唐紙単語。