かわかみ‐おとじろう【
川上音二郎】
カハ‥ラウ
明治時代の俳優。新演劇の祖。博多生れ。浮世亭〇〇
まるまるの名で寄席に出、オッペケペ節で人気を博し、1890年(明治23)壮士芝居を結成して上京、歌舞伎に対して新演劇を興した。妻貞奴と日本演劇界初の海外公演を行い、正劇と称して西欧の翻訳劇を紹介。また東京に川上座、大阪に帝国座を建設(洋風劇場の初め)。(1864〜1911)
川上音二郎
提供:毎日新聞社
⇒かわかみ【川上】
○皮か身かかわかみか
物の区別がつけにくいことのたとえ。
⇒かわ【皮・革】