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がんじん【鑑真】🔗🔉

がんじん鑑真】 唐の学僧。揚州江陽県(江蘇省)の人。日本の律宗の祖。戒律・天台教学等を習学。入唐僧栄叡ようえいらの請により暴風・失明などの苦難をおかして753年(天平勝宝5)来日、東大寺に初めて戒壇を設け、聖武上皇以下に授戒。のち戒律道場として唐招提寺を建立、大和上だいわじょうの号を賜う。淡海三船おうみのみふねに、その来日の顛末を記した「唐大和上東征伝」がある。過海大師。唐大和上。(688〜763)

広辞苑 ページ 4474 での鑑真単語。