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きっ‐こう【亀甲】‥カフ🔗🔉

きっ‐こう亀甲‥カフ (キコウとも) ①亀かめの甲。背甲と腹甲とから成り箱状。前後があき、頭や四肢をひっこめることができる。表面は角質の鱗板(スッポンなどでは皮膚)で覆われる。背甲の鱗板は椎甲板・肋甲板・縁甲板などが並び、いわゆる亀甲模様を形成。鱗板の下には骨質板があり、実質上の甲羅を形づくっている。背甲の骨質板の下には幅広い肋骨があり、背甲を補強。日葡辞書「キッコウ」 ②亀甲形の略。 ③当世具足の胴の肩につけた小鰭こひれの異称。亀甲形の金物を入れて菱綴ひしとじにしたことによる。 ④(印刷用語)括弧かっこの一種。〔 〕 ⇒きっこう‐うち【亀甲打】 ⇒きっこう‐がた【亀甲形】 ⇒きっこう‐ばか【亀甲墓】 ⇒きっこう‐ぶね【亀甲船】 ⇒きっこう‐もち【亀甲餅】 ⇒きっこう‐やり【亀甲槍】

広辞苑 ページ 4857 での亀甲単語。