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き‐ぼ【規模】🔗⭐🔉
き‐ぼ【規模】
(「規」は円を描くための道具、「模」は物の鋳型の意。キモとも)
①物事のしくみ。また、しくみの大きさ。「―を縮小する」「世界的な―」
②手本。模範。徒然草「累代の公物くもつ、古弊をもちて―とす」
③根拠。よりどころ。洒落本、当世気とり草付録瀬川菊の露「慥たしかな証拠を下されかし。それを―に立帰り」
④眼目。かなめ。きも。申楽談儀「此松が崎の能に―なれば」
⑤ほまれ。面目。浄瑠璃、双生隅田川「今度は大事の御用、家の―、材木に念入れられよ」
⑥ききめ。効果。甲斐。日葡辞書「ソレガシコレマデサンジタキボモナイ」。浄瑠璃、菅原伝授手習鑑「勘当を赦されねば伝授しても―がない」
⑦報い。代償。人情本、春色梅美婦祢しゅんしょくうめみぶね「其代り十分おもいれお骨折の―は仕しやす」
広辞苑 ページ 4938 での【規模】単語。