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○肝を焼くきもをやく🔗⭐🔉
○肝を焼くきもをやく
心を悩ます。苦慮する。曾我物語1「所帯は奪はれ、身を置き兼ねて肝を焼きける間」
⇒きも【肝・胆】
き‐もん【気門】
昆虫などの体の側面にある呼吸口。内部は気管に連なる。→蝶(図)
き‐もん【奇問】
予想もしないような奇抜な質問。
き‐もん【記問】
単に古書を読んで暗記しているだけで、その知識を少しも活用しないこと。
⇒きもん‐の‐がく【記問の学】
き‐もん【鬼門】
①陰陽道おんようどうで、鬼が出入りするといって万事に忌み嫌う方角で、艮うしとらすなわち北東の称。鬼方。平家物語2「叡岳も帝都の―にそばたちて」↔裏鬼門。
②ろくなことがなくて行くのがいやな場所。また、苦手とする相手・事柄。浄瑠璃、新版歌祭文「意地くね悪う―の肝先」
⇒きもん‐かど【鬼門角】
⇒きもん‐こんじん【鬼門金神】
⇒きもん‐よけ【鬼門除け】
き‐もん【崎門】
山崎闇斎やまざきあんさいの門下。特に佐藤直方・浅見絅斎けいさい・三宅尚斎を崎門三傑という。
⇒きもん‐がくは【崎門学派】
き‐もん【旗門】
スキーのアルペン競技で、コースを示すために立てた、対になった旗。
キモン【Kimon】
アテナイの政治家・将軍。ペリクレスの政敵。政策は反ペルシア・親スパルタ的。キプロス島攻囲中に没。(前512頃〜前449頃)
ぎもん【義門】
⇒とうじょうぎもん(東条義門)
ぎ‐もん【疑問】
疑い問うこと。また、疑わしいこと。疑わしい事柄。「―を抱く」「―の余地がない」「うまくいくかどうかは―だ」
⇒ぎもん‐し【疑問視】
⇒ぎもん‐し【疑問詞】
⇒ぎもん‐だいめいし【疑問代名詞】
⇒ぎもん‐ふ【疑問符】
⇒ぎもん‐ぶん【疑問文】
きもん‐がくは【崎門学派】
闇斎学派の別称。
⇒き‐もん【崎門】
きもん‐かど【鬼門角】
鬼門の方角に当たるかど。好色一代女4「これから二町行きて―も」
⇒き‐もん【鬼門】
ぎもんかなづかい【疑問仮名遣】‥ヅカヒ
語学書。2冊。文部省国語調査委員会編。前編は1912年(大正1)、後編は15年刊。古書に明証を求め難い289語の仮名遣を五十音順にあげ、古来の学説と実例とによって正しい歴史的仮名遣を研究した書。
きもん‐こんじん【鬼門金神】
鬼門にいるという金神。→金神。
⇒き‐もん【鬼門】
ぎもん‐し【疑問視】
疑わしく思うこと。疑うべきものとみなすこと。
⇒ぎ‐もん【疑問】
ぎもん‐し【疑問詞】
(interrogative)文中の特定の部分の内容を質問するのに用いられる疑問代名詞・疑問形容詞・疑問副詞の総称。
⇒ぎ‐もん【疑問】
ぎ‐もんじょ【偽文書】
⇒ぎぶんしょ
ぎ‐もんじょうしょう【擬文章生】‥ジヤウシヤウ
律令制の大学で紀伝詩文を学び、寮試に合格した者。定員20人。さらに省試に合格すると文章生となる。擬生ぎそう。
ぎもん‐だいめいし【疑問代名詞】
名詞に相当する部分の内容を質問するのに用いられる疑問詞。「なに」「だれ」「what」「who」など。
⇒ぎ‐もん【疑問】
きもん‐の‐がく【記問の学】
記問にすぎない学問。消化されず会得されない学問。
⇒き‐もん【記問】
ぎもん‐ふ【疑問符】
疑問を表す符号。クエスチョン‐マーク。「?」
⇒ぎ‐もん【疑問】
ぎもん‐ぶん【疑問文】
疑問または反語の意を表す文。
⇒ぎ‐もん【疑問】
きもん‐よけ【鬼門除け】
災難を避けるために鬼門の方角に神仏をまつったり祈祷したりすること。丑寅除うしとらよけ。
⇒き‐もん【鬼門】
き‐や【木屋】
①材木を入れておく小屋。
②材木を売る家。また、薪を売る家。懐硯「大坂の大湊にかくれなき―小八兵衛」
③薪炭小屋。近畿・中国地方でいう。地方によっては、すべての納屋・小屋など。木納屋きなや。柴木屋。こなし木屋。肥木屋こやしきや。収納木屋しなきや。
ぎや【祇夜】
(梵語geya 応頌おうじゅ・重頌と訳す)十二部経の一つ。四種頌の一つ。経中、散文で述べたところを、重ねて韻文で述べた部分。
ギヤ【gear】
⇒ギア
きゃあ
驚き恐れて叫ぶ声。
⇒きゃあ‐きゃあ
ぎゃあ
赤子などの泣く声。また、ひどい苦しみなどのために発する声。
⇒ぎゃあ‐ぎゃあ
きゃあ‐きゃあ
①泣き叫ぶ声。
②戯れてわめき騒ぐ声。きゃっきゃ。
③猿などの鳴き声。
⇒きゃあ
ぎゃあ‐ぎゃあ
①赤子などのつづけざまに泣く声。
②うるさく不満・反対などを言いたてるさま。
⇒ぎゃあ
キャーティプ‐チェレビー【Kâtip Çelebi】
イスタンブール出身のオスマン朝の知識人。別名ハッジ=ハリーファ。文献解題「疑惑の解明」、日本の叙述を含む未完の地理書「世界の鏡」など。(1609〜1657)
キャヴェンディシュ【Henry Cavendish】
イギリスの物理学者・化学者。静電気に関する実験、潜熱・比熱・熱膨張・融解の研究、水の成分の究明、水素の発見、地球の平均密度の測定などに貢献。(1731〜1810)
きや‐きや
①危ぶんで心を痛めるさま。ひやひや。はらはら。浄瑠璃、丹波与作待夜の小室節「わしや危うて―する」
②さしこみのくるさま。
きゃく【客】
(呉音。漢音はカク)
①訪問してくる人。まろうど。「―をする」
②自己に相対するもの。↔主。
③商売で料金を払う側の人。
④接待のための道具を数える語。「吸物椀5―」
⇒客が付く
⇒客発句に亭主脇
⇒客を取る
⇒客を引く
きゃく【格】
(呉音)古代、律令を部分的に改めるために臨時に発せられた詔勅・官符の類。また、それらを編纂した書。→格式きゃくしき
きゃく【脚】
(呉音はカク、唐音はキャ)脚のある道具を数える語。「椅子3―」
き‐やく【奇薬】
ふしぎによくきく薬。
き‐やく【規約】
関係者の間で、相談してきめた約束。組織・団体内で、その成員に適用するために定めた規則。「―に従う」「国連―」
⇒きやく‐しゅぎ【規約主義】
き‐やく【羈軛】
(「羈」は馬のおもがい、または、たづな。「軛」はくびき)牛馬をつなぎとめる道具。転じて、束縛。羈絆きはん。
ぎゃく【逆】
(呉音。漢音はゲキ)
①物事の順序や方向が反対であること。さかさま。「順番を―にする」「―をつく」「―コース」↔順。
②道理に反すること。君父にそむくこと。浄瑠璃、女殺油地獄「―な弟に似ぬ心」↔順。
③〔論〕(converse)「SはPである」、または「SならばPである」という命題に対して、「PはSである」、「PならばSである」という命題を原命題の逆という。原命題は真でも、逆は必ずしも真ではない。逆定理。→換位。
④逆手の略。「―を取る」
ぎゃく【瘧】
おこり。わらわやみ。〈倭名類聚鈔3〉
ぎ‐やく【偽薬】
主薬を配合していないが外見上は区別のつかない薬剤。心理的な治療効果、あるいは薬の効果判定で二重盲検の手段として用いる。プラシーボ。
ギャグ【gag】
①演劇・映画などで、本筋の間に挟んで客を笑わせる場当りの文句やしぐさ。いれぜりふ。「―をとばす」
②広く、受けことば・冗談。
ぎゃく‐あく【逆悪】
道理にもとる悪。すなわち主君や親にそむくこと。
きゃく‐あし【客足】
客の出入り。商店または興行場などに客のくること。「―が遠のく」
きゃく‐あしらい【客あしらい】‥アシラヒ
客をもてなすこと。また、そのやり方。客扱い。
きゃく‐あつかい【客扱い】‥アツカヒ
客としてもてなすこと。また、そのやり方。客あしらい。「―がうまい」
きゃく‐い【客位】‥ヰ
①主たるものに対して、客の地位・位置。かくい。
②華道で、上座の方に活いけられた部分。↔主位
ぎゃく‐い【逆位】‥ヰ
染色体異常の一つ。染色体が2カ所で切断され、その断片が元と逆の向きに同じ位置に再結合したもの。
ぎゃく‐い【逆威】‥ヰ
悪逆な威勢。
ぎゃく‐い【逆意】
むほんの心。逆心。
ぎゃく‐いでん‐がく【逆遺伝学】‥ヰ‥
(reverse genetics)分子遺伝学の解析方針の一つ。目的の遺伝子を破壊してその影響を調べるなど、通常の遺伝学とは逆に、遺伝子から表現型へという方向で研究を進める。
きゃく‐いろ【客色】
遊女などの客で、また情人でもある男。→地色じいろ3
きゃく‐いん【客員】‥ヰン
⇒かくいん。「―指揮者」
きゃく‐いん【脚韻】‥ヰン
(rhyme)詩歌の句末が同じ韻にそろえてあること。「―を踏む」↔頭韻。→押韻おういん
きゃく‐うけ【客受け】
客のうけとる感情や印象。また、客の間での評判。「―のいい店」
ぎゃく‐うち【逆打】
銀行の為替支払の資金が欠乏した時、客を引くため為替手形を売るのに打歩うちぶを取らず、逆に割引をする時の割引の歩合。逆打歩。
ぎゃく‐うらがき【逆裏書】
引受人・裏書人・振出人など、すでに手形上の債務者たる者を被裏書人とする裏書。戻り裏書。
ぎゃく‐うん【逆運】
順境でない運命。不運。
きゃく‐えらみ【客択み】
よい客ばかりを得ようとすること。きゃくごのみ。
きゃく‐えん【客演】
俳優・音楽家などが自分の所属でない劇団・楽団の興行に招かれて臨時に出演すること。
ぎゃく‐えん【逆縁】
〔仏〕
①仏に反抗し、仏法をそしるなどのことがかえって仏道に入る因縁となること。
②年長者が年少者の供養をなし、または生前の仇敵が供養すること。親類縁者でもない、通りすがりの者が供養することにもいう。浄瑠璃、摂州合邦辻「御存じもない仏に御苦労をかけまする。すなわち是が―の成仏」
③自己の修行を妨げる因縁。
↔順縁
ぎゃく‐えんきんほう【逆遠近法】‥ヱン‥ハフ
俯瞰ふかん図法の一種。自然な視覚とは逆に近小遠大となる描法。方形も奥に向かって逆八字形に開く。古代の東洋画に多く見られる。
ぎゃく‐おうて【逆王手】‥ワウ‥
将棋で、王手を受けて指す手が相手に対する王手になること。
広辞苑 ページ 4970 での【○肝を焼く】単語。