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きょうごく【京極】キヤウ‥🔗⭐🔉
きょうごく【京極】キヤウ‥
藤原定家の孫為教ためのりを祖とする和歌の家筋。為教の兄為氏を祖とする保守的な二条家が大覚寺統の信任を得たのに対して、為教の子為兼は持明院統の伏見院の信任を得、語法・表現等の自由を唱えて和歌の革新を叫んだ。為兼と為氏の子二条為世との歌道の主導権をめぐる争いは著名。鎌倉末期、為兼の猶子忠兼に至って絶家したが、その影響を受けた京極派は南北朝時代中期まで存続。玉葉集・風雅集はその代表的撰集。京極家。
⇒きょうごく‐たかつぐ【京極高次】
⇒きょうごく‐ためかね【京極為兼】
広辞苑 ページ 5134 での【京極】単語。