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きょうごく【京極】キヤウ‥(地名)🔗🔉

きょうごく京極キヤウ‥ 京都の地名。平安京で、その最東端の道路を東京極大路(ほぼ今の寺町)、最西端を西京極大路(今の天神川の東側)とした。現在ではもとの東京極、すなわち寺町の東の通りの三条・四条間を新京極といい、商店・映画館などが多い。また今は、西京極は七条通西端付近の地名。 新京極 撮影:的場 啓 ⇒きょうごく‐どの【京極殿】

きょうごく【京極】キヤウ‥(姓氏)🔗🔉

きょうごく京極キヤウ‥ 藤原定家の孫為教ためのりを祖とする和歌の家筋。為教の兄為氏を祖とする保守的な二条家が大覚寺統の信任を得たのに対して、為教の子為兼は持明院統の伏見院の信任を得、語法・表現等の自由を唱えて和歌の革新を叫んだ。為兼と為氏の子二条為世との歌道の主導権をめぐる争いは著名。鎌倉末期、為兼の猶子忠兼に至って絶家したが、その影響を受けた京極派は南北朝時代中期まで存続。玉葉集・風雅集はその代表的撰集。京極家。 ⇒きょうごく‐たかつぐ【京極高次】 ⇒きょうごく‐ためかね【京極為兼】

きょうごく‐たかつぐ【京極高次】キヤウ‥🔗🔉

きょうごく‐たかつぐ京極高次キヤウ‥ 安土桃山時代の武将。浅井氏滅亡後、信長・秀吉に仕え、秀吉没後は家康に与くみした。関ヶ原の戦後、若狭小浜藩主。(1563〜1609) ⇒きょうごく【京極】

きょうごく‐ためかね【京極為兼】キヤウ‥🔗🔉

きょうごく‐ためかね京極為兼キヤウ‥ (タメカヌとも)鎌倉末期の歌人。藤原定家の曾孫。祖父為家に歌を学ぶ。伏見天皇に重用され、「玉葉集」を撰。革新的で、二条家の為世と抗争。佐渡・土佐に流された。歌論書「為兼卿和歌抄」。(1254〜1332) ⇒きょうごく【京極】

きょうごく‐どの【京極殿】キヤウ‥🔗🔉

きょうごく‐どの京極殿キヤウ‥ 京都の東京極大路に面した邸宅の汎称。藤原道長の邸宅だった土御門京極殿が著名。 ⇒きょうごく【京極】

きょうごく‐の‐うえ【京極上】キヤウ‥ウヘ🔗🔉

きょうごく‐の‐うえ京極上キヤウ‥ウヘ 宇津保物語中の女性。清原俊蔭の女むすめで藤原仲忠の母。父から受けた琴きんの秘曲・秘器を仲忠に伝授。

きょう‐はて【京極・京終】キヤウ‥🔗🔉

きょう‐はて京極・京終キヤウ‥ (→)「きょうごく」に同じ。

広辞苑京極で始まるの検索結果 1-7