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ぎょう‐じ【行事・行司】ギヤウ‥🔗🔉

ぎょう‐じ行事・行司ギヤウ‥ ①恒例として事を執り行うこと。また、その事柄。儀式や催し物。「年中―」 ②責任者として事を担当すること。宇津保物語国譲中「内侍のすけ、はじめより参りて、例の御湯殿の―す」 ③事を担当し世話をする役職。平安時代に始まり、朝廷の公事くじ・儀式に「行事の蔵人くろうど」などがあり、また社寺にもおかれ、江戸時代には町内や株仲間の役員として月行事などがあった。今昔物語集11「東大寺を造る―の良弁僧正と云ふ人」。浮世風呂「神儒仏の組合―が牡丹餅ほどの判をすゑて」 ④(多く「行司」と書く)相撲の土俵上で両者を立ち合わせ、勝負を判定し、勝ち名乗りを授ける人。「立たて―」「―が差し違える」 ⇒ぎょうじ‐しょ【行事所】 ⇒ぎょうじ‐だまり【行司溜り】 ⇒ぎょうじ‐にん【行事人】

広辞苑 ページ 5142 での行事単語。