複数辞典一括検索+

きり‐つぎ【切接ぎ・切継ぎ】🔗🔉

きり‐つぎ切接ぎ・切継ぎ】 ①切って物と物とをつぎ合わせること。 ②接木法の一つ。台木を横断し、その皮部と材質との境目を縦にそぎ、これに接穂つぎほの下方をそいだものを合わせて、上から縛り、穂の先が少し出る程度に土寄せを行う。 切接ぎ ③裏打ちした書画や表具切を、それぞれ適当の形に切り、接ぎ合わせて掛物の形にすること。 ④継ぎ色紙の一手法。地色あるいは装飾法の異なる数枚の色紙を、種々の角度に切って継ぎ合わせ一枚の料紙に仕上げる。 切継ぎ 撮影:関戸 勇 ⑤勅撰歌集などの撰集の過程で、歌を削除(切出)または追補(継入)すること。巻子本の形からいう。新古今集などでは数度行われた。

広辞苑 ページ 5331 での切接ぎ単語。