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きり‐ふたが・る【霧り塞がる】🔗🔉

きり‐ふたが・る霧り塞がる】 〔自四〕 ①霧が立ちこめる。源氏物語夕霧「山の陰、いかに―・りぬらん」 ②涙で目がくもり塞がる。源氏物語御法「涙のひる世なく、―・りて明かし暮し給ふ」 ○霧不断の香を焚くきりふだんのこうをたく 霧がいつも去来して、絶え間なく香を焚いているようである。平家物語灌頂「甍いらかやぶれては霧不断の香を焚き、枢とぼそおちては月常住の灯ともしびをかかぐ」 ⇒きり【霧】

広辞苑 ページ 5341 での霧り塞がる単語。