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き‐りょう【器量】‥リヤウ🔗🔉

き‐りょう器量‥リヤウ (「器」は材の在る所、「量」は徳のみつる所の意) ①その地位・役目にふさわしい才能・人柄。保元物語「合戦の場には兄弟といふ差別候ふまじ。ただ―により候」。「人の上に立つ―がある」「―を上げる」 ②才能・力量のすぐれていること。ものの上手。平家物語4「笛の御―たるによつてこの宮御相伝ありけり」 ③(「縹緻」などとも書く)顔だち。みめ。また、容姿のすぐれていること。狂言、猿座頭「そなたの様な好い―で」。尾崎紅葉、二人比丘尼色懺悔「尼法師には勿体ない御標致きりょう」。「十人並みの―」 ⇒きりょう‐ごのみ【器量好み】 ⇒きりょう‐じまん【器量自慢】 ⇒きりょう‐じん【器量人】 ⇒きりょう‐のぞみ【器量望み】 ⇒きりょう‐まけ【器量負け】 ⇒きりょう‐よし【器量好し】

広辞苑 ページ 5346 での器量単語。