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くげ‐とう【公廨稲】‥タウ🔗🔉

くげ‐とう公廨稲‥タウ 奈良・平安時代の諸国に蓄積された出挙すいこ用の官稲の一種。利息は租税滞納分の充当など官庁の諸経費にあて、残りを国司の間で分配。745年(天平17)国別に数量を定め、757年(天平宝字1)国司間の分配率を定めたが、その取得分は大きく、国司の退廃を招いた。くげ。くがいとう。

広辞苑 ページ 5553 での公廨稲単語。