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くん‐てん【訓点】🔗🔉

くん‐てん訓点】 漢文を訓読するために、原文に書き加えた文字・符号の総称。今日では返り点・片仮名を主とし、時に平仮名を交える。最初、南都東大寺などの学僧の間に起こったと見られる。奈良末期には返り点のみを付け、次いで仮名とヲコト点とを付けるようになる。仮名には万葉仮名・平仮名・片仮名があったが、やがて片仮名を主に用いた。古くは白書・朱書・角筆書などがあったが、やがて墨書が主流となった。 ⇒くんてん‐ご【訓点語】 ⇒くんてん‐しりょう【訓点資料】

広辞苑 ページ 5994 での訓点単語。