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○気色覚ゆけしきおぼゆ🔗🔉

○気色覚ゆけしきおぼゆ ①情趣深く感じる。徒然草「ことばの外にあはれに気色覚ゆるはなし」 ②不気味に感じる。大鏡道長「かく人がちなるにだに―」 ⇒け‐しき【気色】 けしき‐ざけ気色酒】 人の機嫌を損ずることを恐れて強いて飲む酒。 ⇒け‐しき【気色】 けしき‐だ・つ気色立つ】 〔自五〕 ①気配が生ずる。きざす。源氏物語賢木「初時雨いつしかと―・つ日」 ②心持が態度に現れる。いろめき立つ。源氏物語賢木「親しき人々も―・ちいふべかめる事どももあるに」 ③気どる。堤中納言物語「いみじく―・ちてものいふいらへをのみして」 ⇒け‐しき【気色】

広辞苑 ページ 6165 での○気色覚ゆ単語。