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けしき‐ば・む【気色ばむ】🔗🔉

けしき‐ば・む気色ばむ】 〔自五〕 ①意中をほのめかす。様子を顔色にあらわす。源氏物語桐壺「おとど―・み聞え給ふことあれど」 ②気どる。なまめかしい様子をする。源氏物語帚木「かの介は、いとよしありて、―・めるをや」 ③怒ったさまが表れる。源氏物語帚木「うつろふ方あらむ人をうらみて―・みそむかむ」。「―・んで席を立つ」 ④懐妊・出産の徴候がある。宇津保物語俊蔭「子生まるべくなりぬ。―・みてなやめば」 ⑤声づくろいをする。今昔物語集19「人二人ばかり歩み寄りて―・めば」 ⇒け‐しき【気色】

広辞苑 ページ 6166 での気色ばむ単語。