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○消口を取るけしくちをとる🔗⭐🔉
○消口を取るけしくちをとる
ある消防組が、他の組に先んじて消口をつくる。そこにその組の纏まといを立てる。
⇒けし‐くち【消口】
けしく‐は‐あらず【異しくはあらず】
「けしゅうはあらず」に同じ。→けし4
げじ‐げじ【蚰蜒】ゲヂゲヂ
(歴史的仮名遣いはゲジゲジとも)
①〔動〕ゲジ(蚰蜒)の俗称。〈[季]夏〉。〈日葡辞書〉
②忌み嫌われる人。「―野郎」
③(「非」の字がゲジの形に似ているからいう)非職の官吏の称。
⇒げじげじ‐しだ【蚰蜒羊歯】
⇒げじげじ‐まゆ【蚰蜒眉】
げじげじ‐しだ【蚰蜒羊歯】ゲヂゲヂ‥
ヒメシダ科の落葉性シダ。葉は束生し、高さ60センチメートルに達する。羽片うへんは左右に張り出し、ゲジの足並びを思わせる。本州東北南部から東南アジアに分布。
⇒げじ‐げじ【蚰蜒】
げじげじ‐まゆ【蚰蜒眉】ゲヂゲヂ‥
濃く太く、ゲジゲジの形に似た眉。
⇒げじ‐げじ【蚰蜒】
けし‐こみ【消し込み】
魚釣りで、魚がかかって水面の浮きが水中に引き込まれること。
けし‐ゴム【消しゴム】
鉛筆などで書いたあとをこすって消すのに用いるゴム。ゴム消し。
けし‐さ・る【消し去る】
〔他五〕
あとかたもなく消す。「記憶から―・る」
げじ‐じょう【下知状】‥ヂジヤウ
⇒げちじょう
けし‐ず【芥子酢】
合せ酢の一種。ケシの実を炒いってすりつぶし、甘酢・三杯酢などを加えて裏漉うらごしにしたもの。
けし‐ずみ【消炭】
①薪や炭の火を中途で消してできた軟らかい炭。おきずみ。〈[季]冬〉
②吉原の遊郭で、風呂番の男。
③(夜中何時でも起こされるのを消炭のおきやすいのにかけていう)引手茶屋の使用人。田沢稲舟、五大堂「お神は如才なく―をよびて、あの、お松や、お前尾彦へ行ゆツてお座敷を見てきておくれ」
④(すぐおこるから)気の短い者。
⇒けしずみ‐いろ【消炭色】
けしずみ‐いろ【消炭色】
やや紫色を帯びた濃い鼠色。
⇒けし‐ずみ【消炭】
げし‐せん【夏至線】
「回帰線かいきせん」参照。
けし‐だま【芥子玉】
①ケシの種のような細かい玉を散らした模様。豆絞りの一層細かいもので、手拭などの染模様にする。けし。けしあられ。
②露の異称。
けし‐つぶ【芥子粒】
ケシの種子。きわめて微細なものにたとえる。「水平線上に見える―ほどの船影」
けし‐つぼ【消壺】
(→)火消壺に同じ。
けし‐て【決して】
〔副〕
(→)「けっして」に同じ。
げし‐てん【夏至点】
黄道上で春分点の東方90度の点。すなわち、黄道上で赤道以北の最も遠い点。夏至には太陽がこの点にある。
けし‐と・ぶ【消し飛ぶ】
〔自五〕
①けつまずく。平治物語「馬逆木さかもぎに―・んで倒れければ」
②「飛ぶ」を強めていう語。勢いよくはね飛ばされて、なくなる。いっぺんになくなる。「不安が―・ぶ」「暴落で利益が―・ぶ」
けし‐と・む
〔自四〕
(→)「消し飛ぶ」1に同じ。浄瑠璃、生写朝顔話「声に喫驚びっくり―・む内、駈来る関助」
けし‐と・める【消し止める】
〔他下一〕[文]けしと・む(下二)
①火を消して、燃えひろがるのをとめる。
②転じて、うわさなどが他にひろがるのを防ぎとめる。「悪い評判を―・める」
げし‐な・る【御寝成る】
〔自四〕
(ギョシナルの転)おやすみになる。誹風柳多留4「素壱歩は―・りませで安堵する」
げし‐にん【解死人・下手人】
(ゲシュニン(下手人)の転)犯人の引渡しを要求されて、身代りに立つ者。室町時代、集団間の闘争の解決法として、相手側に引き渡された。〈日葡辞書〉
けし‐にんぎょう【芥子人形】‥ギヤウ
きわめて小さい衣裳人形。雛祭ひなまつりに用い、また玩具とする。豆人形。好色一代男1「―、おきあがり、雲雀笛を取り揃へ」
芥子人形
けし‐ぬい【芥子繍】‥ヌヒ
日本刺繍ししゅうの技法の一つ。芥子粒のような小さな点を表す刺し方。
け‐しね【褻稲】
自家食用の穀物。飯米に限らない。
けし‐の‐か【芥子香】
密教で、護摩ごまを修するとき供える芥子が焼けるにおい。雨月物語4「―にしみたる袈裟とり出でて」→芥子焼けしやき
けし‐びな【芥子雛】
きわめて小さい雛人形。まめびな。
げじ‐ふだ【下知札】‥ヂ‥
下知の高札。制札せいさつ。
けし‐ふん【消粉】
金銀の箔を膠にかわまたは水飴と混ぜ、乾燥後に揉んで粉末にしたもの。蒔絵に用いる。
⇒けしふん‐まきたて【消粉蒔立】
けしふん‐まきたて【消粉蒔立】
最も簡易な蒔絵。漆で模様を描いて適度に乾かし、消粉を綿につけて摩擦しながら蒔きつけたもの。消粉蒔絵。
⇒けし‐ふん【消粉】
けし‐ぼうず【芥子坊主】‥バウ‥
①ケシの果実。〈[季]夏〉
②幼児の髪型で、頭の周囲の髪を剃って、脳天にだけ毛を残したもの。芥子。芥子坊。おけし。すずしろ。浮世風呂2「―のおかみさんが何所にあるもんか」
芥子坊主
けし‐ぼん【芥子本】
(→)豆本まめほんに同じ。
けし‐まく【消幕】
歌舞伎で、死んだ役の人を舞台からひっこませる時に後見こうけんがかざす黒または赤色の布きれ。
けし‐むらさき【滅紫】
紫の少しあせたような色。めっし。
Munsell color system: 10P3/3
けじめケヂメ
①区別。わかち。わけめ。伊勢物語「思ふをも思はぬをも―見せぬ心なむありける」。「公私の―」
②道徳や慣習として守らなければならない区別。「長幼の―」「―を守る」
③へだて。しきり。源氏物語若菜下「御障子を放ちて、こなたかなた御几帳ばかりを―にて」
⇒けじめを食う
⇒けじめを付ける
けし‐めっき【消鍍金】
金または銀の細粉末を水銀にまぜてつくったアマルガムを金属の面に付着させ、炭火にかざして作った鍍金。
け‐しめ・る【気湿る】
〔自四〕
しめる。うるおう。


広辞苑 ページ 6167 での【○消口を取る】単語。