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○紺屋の白袴こうやのしろばかま🔗🔉

○紺屋の白袴こうやのしろばかま 他人のためにばかり忙しくして、自分の事をする暇のないことにいう。 ⇒こう‐や【紺屋】 こうや‐の‐たまがわ高野の玉川カウ‥ガハ 六玉川の一つ。→玉川⇒こうや【高野】 こうや‐の‐まんねんぐさ高野の万年草カウ‥ (高野山の万年草の意)蘚類コウヤノマンネングサ科の一種。地下茎は秋頃に立ち上がり地表にあらわれ、先端が羽状に分枝して樹状になる。直立した茎の長さは5〜10センチメートル。雌雄同株。古くは乾燥してお守りとし、また彩色して水中花に利用。 ⇒こうや【高野】 こうや‐ばん高野版カウ‥ 鎌倉中期以降、高野山で印行された、空海の著作など真言密教の典籍を主とする書籍の称。厚手の高野紙を用い、多くは粘葉装でっちょうそう⇒こうや【高野】 こうや‐ひじり高野聖カウ‥ ①中世、勧進のために高野山から諸国に出向いた下級僧。行商人となり、また悪僧化したものもある。 ②〔動〕タガメの異称。 ③小説。泉鏡花作。1900年(明治33)発表。高野の旅僧の行脚物語にかりて、旅僧が飛騨山中で出会った怪異を夢幻的に描いた作品。 →文献資料[高野聖] ⇒こうや【高野】 こうや‐ぼうき高野箒カウ‥バウキ キク科の落葉小低木。山野に自生。高さ1メートル前後。幹は痩長、葉は卵形。秋、枝先に白色の頭状花を頂生。茎を刈って箒とする。古名たまぼうき。 ⇒こうや【高野】 こうや‐まいり高野参りカウ‥マヰリ ①高野山に参詣すること。 ②便所に行くこと。こうや(厠)、紙(髪)を落とすにかけていう。 ⇒こうや【高野】 こうや‐まき高野槙カウ‥ (高野山に多く産するからいう)日本特産のスギ科の常緑高木。会津地方と木曾地方より西に自生。高さ約40メートルに達する。樹皮は赤褐色でヒノキに似、葉は輪生。春、雄花・雌花を生じ、花後、球果を結ぶ。材は桶・船材・橋梁材としてすぐれ、樹皮は「まいはだ」と称し、水槽・船などの空隙をふさぐのに用いる。木曾五木の一つ。姿が美しく、庭園などにも栽植。ホンマキ。クサマキ。 こうやまき ⇒こうや【高野】 こうや‐ものぐるい高野物狂カウ‥グルヒ 能。世阿弥作の直面物ひためんもの。高師の四郎が出家した幼君平松春満を慕って狂い出て諸国を回り、遂に高野山で再会する。クセは元雅作。 ⇒こうや【高野】 こうや‐やく紺屋役】 江戸時代、紺屋業に課した営業税類似の役銭。藍瓶あいがめの個数に応じて賦課したので、藍瓶役ともいい、紺屋運上・藍瓶冥加ともいう。 ⇒こう‐や【紺屋】

広辞苑 ページ 6817 での○紺屋の白袴単語。