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あり‐あけ【有明】🔗🔉

あり‐あけ有明】 ①月がまだありながら、夜が明けてくる頃。また、その月。ありあけづくよ。和訓栞「ありあけ、有明の義、十六夜以下は夜は已に明くるに月はなほ入らである故に云ふなり」。源氏物語帚木「月は―にて光をさまれるものから」 ②(後世、月に関係なく)夜明け方。 ③「ありあけあんどん」の略。日葡辞書「アリアケヲトボス」 ④「ありあけのひ」の略。狂言、子盗人「これは―がある。宵に客があつたとみえた」 ⑤香の一種。 ⑥江戸時代、楊弓などで銭を賭ける時の隠語。15文のこと。 ⇒ありあけ‐あんどん【有明行灯】 ⇒ありあけ‐かずら【有明葛】 ⇒ありあけ‐がた【有明方】 ⇒ありあけ‐ざくら【有明桜】 ⇒ありあけ‐づき【有明月】 ⇒ありあけ‐づくよ【有明月夜】 ⇒ありあけ‐の‐つき【有明の月】 ⇒ありあけ‐の‐ひ【有明の灯】 ⇒ありあけ‐の‐もんど【有明の主水】 ⇒ありあけ‐ぶくろ【有明袋】 ⇒ありあけ‐ぶし【有明節】

広辞苑 ページ 685 での有明単語。