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○小気が利くこきがきく🔗🔉

○小気が利くこきがきく (主として明治期の語)どことなく気がきく。ちょっと気がきく。 ⇒こ‐き【小気】 こぎ‐がく古義学】 江戸時代、伊藤仁斎が首唱した古学の一派。朱子らの説を排し、論語・孟子を中心に聖賢の古義解明の基礎を定め、経書の批判的研究と道徳の実践とを重んじた。仁斎の子の東涯・蘭嵎らんぐうをはじめ、多くの門人によって継承された。仁斎学。堀川学。 こぎ‐かく・る漕ぎ隠る】 〔自四〕 舟を漕ぎよせて、物のかげに隠れる。万葉集3「笠縫の島―・る棚無し小舟」 ごき‐かご御器籠】 御器を入れる籠。閑吟集「―に蹴つまづいて、大黒踏みのく」 ごき‐かぶり御器噛り・蜚蠊⇒ごきぶり こぎ‐かよ・う漕ぎ通ふ‥カヨフ 〔自四〕 舟を漕いで、ゆききをする。夫木和歌抄5「いそがしくのみ―・ふ舟」 こ‐ぎく小菊】 ①栽培菊のうち、花の小さいもの。単弁と重弁とがある。文人菊。〈[季]秋〉 ②下等な小判の和紙。茶の湯の釜敷きや鼻紙に用いる。遊子方言「鼻紙袋はなしと見え、―の四つ折すこし出しかけ」 ③遊里で、紙纏頭かみばなに用いた懐紙。 こき‐くりげ濃栗毛】 栗毛に赤みを帯びた馬の毛色。あかくりげ。 こぎ・くる漕ぎ来る】 〔自カ変〕[文]こぎ・く(カ変) 舟を漕いでこちらに来る。万葉集14「あま―・く見ゆ波立つなゆめ」 こぎ‐く・る漕ぎ暮る】 〔自下二〕 舟を漕いでいるうちに日が暮れる。続千載和歌集「はるばると浪路の末に―・れて」 ご‐きげん御機嫌】 ①機嫌の尊敬語。 ②非常に機嫌がよいさま。上機嫌。「万事好調で―だ」「―な顔」 ⇒ごきげん‐うかがい【御機嫌伺い】 ⇒ごきげん‐ななめ【御機嫌斜め】 ⇒ごきげん‐よう【御機嫌よう】 ごきげん‐うかがい御機嫌伺い‥ウカガヒ 相手の様子をたずね、敬意を表すること。「―に参上する」 ⇒ご‐きげん【御機嫌】 ごきげん‐ななめ御機嫌斜め】 (「御機嫌なのめならず」から)機嫌が悪いこと。不機嫌なさま。「社長が―だ」 ⇒ご‐きげん【御機嫌】 ごきげん‐よう御機嫌よう】 (「よう」は「よい」の連用形「よく」の転)人と出会った時または別れる時に、健康を祝しまたは祈っていう挨拶のことば。 ⇒ご‐きげん【御機嫌】 ご‐きさい】 清代後期の文人。儀徴(江蘇省)の人。同治(1862〜1874)以後、皇帝の諱を避け、字の譲之を名とする。書画・篆刻に優れ、印譜に「師慎軒印譜」「呉譲之印譜」がある。(1799〜1870)

広辞苑 ページ 6914 での○小気が利く単語。