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○鐺が詰まるこじりがつまる🔗🔉

○鐺が詰まるこじりがつまる 刀の鞘さやの末端が詰まって抜けなくなることから転じて、借銭の払いができなくて困ることにいう。浄瑠璃、冥途飛脚「いかう鐺が詰つて来た」 ⇒こ‐じり【鐺・璫】 こじり‐さがり鐺下がり】 刀の鐺が下方に下がるようにさすこと。おとしざし。 ⇒こ‐じり【鐺・璫】 こじり‐とがめ鐺咎め】 往来ですれ違った時、互いの刀の鐺が打ちあたるのを無礼として咎めだてること。転じて、わずかなことを咎めだてすること。 ⇒こ‐じり【鐺・璫】 こ・じる抉る】 〔他上一〕[文]こ・ず(上二) (歴史的仮名遣コヅとも) ①(五段にも活用)えぐる。また、棒などをあてがってえぐるようにする。狂言、朝比奈「足を杖にて―・じ、棒をゆすりなどするなり」。「蓋を―・じってあける」 ②異議を挟む。抗議をする。歌舞伎、関取二代勝負付「今われが弟子にして―・じるのはそりやア理屈が違ふぞよ」 ご‐じる呉汁・豆汁】 (「醐汁」は当て字)水に浸して柔らかくした大豆をすりつぶした「ご」(豆汁)を入れた味噌汁。 こじるいえん古事類苑‥ヱン 日本最大の百科史料事典。官撰。本文1000巻。洋装本51冊。1896〜1914年(明治29〜大正3)刊。1879年(明治12)文部省に編纂係を設けて以来、35年を費やし、神宮司庁により完成。小中村清矩・佐藤誠実らが参加。歴代の制度、文物、社会百般の事項を天・歳時・地・神祇・帝王・官位・政治・法律・文学・礼式など30部門に類別し、六国史りっこくし以下1867年(慶応3)以前の基本的な文献から採録した各項の起源・内容・変遷に関する史料を原文のまま掲げる。 こじれ拗れ】 ①もつれること。わるくゆがむこと。 ②病気などなおり損じて長びくこと。 こ‐じれた・い小焦れたい】 〔形〕 (コは接頭語)じれったい。閑吟集「なんぼ―・い、新発智心ぢや」 こじ・れる拗れる】 〔自下一〕 ①考え方がねじける。ひねくれる。「気持が―・れる」 ②事柄に複雑な事情がからんで、すらすら運ばなくなる。「話が―・れる」 ③病気がなおりそこねて長びく。「かぜが―・れる」 ④(動詞の連用形に付いて)その動作がうまくいかないことを表す。…かねる。うまく…できない。滑稽本、妙竹林話七偏人「おいらは化けべたな上に化け―・れて」 こ‐しろ子代】 大化改新前の皇室の私有民。諸国の国造くにのみやつこの民の一部を割いてその租税を皇室に納入させたもの。はじめ個々の皇族名を付したが、のち壬生部みぶべという名称に統一。子代部こしろのべ。御子代みこしろ→名代なしろ こ‐じろ小城】 規模の小さい城。 こ‐じわ小皺】 こまかい皺。 こし‐わき輿脇】 輿のそば。また、その付添い人。 こし‐わく漉枠】 漉袋を張るためのわく。 こし‐わざ腰技】 柔道で、腰を働かせて相手を投げる技。

広辞苑 ページ 7167 での○鐺が詰まる単語。