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こ‐そで【小袖】🔗🔉

こ‐そで小袖】 ①袖口の小さい垂領たりくびの着物。平安時代は貴族の筒袖の下着。鎌倉時代に袂たもとを加え、やがて武家や庶民もこれにならい、内着や上着として用いた。室町後期から武家女子は袴をはかない小袖着流し姿とし、正装に身丈の長い小袖を打掛と称して用いた。近世以降庶民の小袖が発達し、現在の着物の母体となる。 ②礼服らいふくの大袖の下に重ねる、筒袖の盤領まるえりの衣。 小袖 ③絹の綿入れ。丸物。〈[季]冬〉 ⇒こそで‐いか【小袖凧】 ⇒こそで‐ぐるみ【小袖包み】 ⇒こそで‐しょうぞく【小袖装束】 ⇒こそで‐たこ【小袖凧】 ⇒こそで‐ぬぎ【小袖脱ぎ】 ⇒こそで‐はかま【小袖袴】 ⇒こそで‐びき【小袖引き】 ⇒こそで‐まく【小袖幕】 ⇒こそで‐わた【小袖綿】

広辞苑 ページ 7207 での小袖単語。