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○言承けよしの異見聞かずことうけよしのいけんきかず🔗🔉

○言承けよしの異見聞かずことうけよしのいけんきかず わかったという返事だけはよいが、実際には他人の意見を聞き入れないことにいう。 ⇒こと‐うけ【言承け】 ご‐どうげん呉道玄‥ダウ‥ 呉道子ごどうしの別称。 ごとう‐こんざん後藤艮山】 江戸中期の儒医。古医方の祖。名は達。江戸の人。主として温泉・熊胆くまのい・艾灸を用い、また円匕まるさじをつくって薬剤の分量を正す。香川修徳・山脇東洋らを育てる。著「熊胆蕃椒灸説」など。(1659〜1733) ⇒ごとう【後藤】 ご‐どうし呉道子‥ダウ‥ 唐代の画家。初名、道子。玄宗のとき宮廷画家となり道玄と改名。主に山水・人物・鳥獣・仏像などを題材にとり、壁画の製作を中心に筆をふるい、唐代の画風を一変させた。特に大規模な構成力と雄渾な筆法とを謳われた。(680頃〜750頃) ごとう‐しざん後藤芝山】 江戸中期の儒学者。名は世鈞。高松藩儒。後藤点の創作者。著「元明史略」など。(1721〜1782)→後藤点⇒ごとう【後藤】 ごとう‐しゃく五等爵】 公・侯・伯・子・男の五爵。 ごとう‐しゅいち後藤守一】 考古学者。神奈川県生れ。東京高師卒。東京帝室博物館鑑査官を経て明治大学教授。古墳やその出土品を研究。著「漢式鏡」「日本古代文化研究」など。(1889〜1960) ⇒ごとう【後藤】 ご‐とうしょ御当所‥タウ‥ 他の土地の者が、いま現にいる地または話題に上った相手の地を敬意をもって呼ぶ語。御当地。「―力士」 ⇒ごとうしょ‐ずもう【御当所相撲】 ごとう‐しょうじろう後藤象二郎‥シヤウ‥ラウ 政治家。土佐藩士。大政奉還運動を起こし、明治維新後、参議。征韓論政変で下野。板垣退助・副島種臣・江藤新平らと民撰議院設立を建白。自由党に参加。大同団結を提唱。のち逓相・農商務相。伯爵。(1838〜1897) 後藤象二郎 提供:毎日新聞社 ⇒ごとう【後藤】 ごとうしょ‐ずもう御当所相撲‥タウ‥ズマフ 相撲で、その力士の出身地で行われる興行をいう。 ⇒ご‐とうしょ【御当所】 ごとう‐しんぺい後藤新平】 政治家。岩手、水沢藩士の子。医師より官界に転じ、衛生局長ののち台湾総督府民政局長・満鉄総裁として植民地経営に手腕をふるう。また逓相・内相・外相・東京市長などを歴任、関東大震災復興や対ソ外交に努力。壮大な構想をたびたび提唱し、「大風呂敷」と呼ばれた。伯爵。(1857〜1929) 後藤新平 提供:毎日新聞社 ⇒ごとう【後藤】 ごとう‐するめ五島鯣‥タウ‥ 五島列島産のケンサキイカで製した上等のするめ。 ⇒ごとう【五島】 ごとう‐せん五当銭‥タウ‥ 1個で当時の通用銭5文に相当した銭。天明(1781〜1789)年間の仙台通宝銭の類。 こと‐うた琴歌・箏歌】 ①琴に合わせてうたう歌。 ②歌舞伎の下座唄げざうたの一つ。時代物に用い、御殿や宮廷を暗示。普通、三味線で琴の感じを出す。 ご‐とうち御当地‥タウ‥ (→)御当所に同じ。 ごとう‐ちゅうがい後藤宙外‥チウグワイ 小説家・評論家。本名、寅之助。羽後(秋田県)生れ。「新小説」を主宰、非自然主義を唱道。小説「ありのすさび」、評論「非自然主義」など。(1866〜1938) ⇒ごとう【後藤】 ごとう‐てん後藤点】 漢文訓読法の一つ。後藤芝山しざんがつけた四書五経の訓点。道春点のように和訓に偏せず、一斎点のように漢文直訳にかたよらないもの。 ⇒ごとう【後藤】 ごとう‐とうしろう後藤藤四郎‥ラウ 名物の短刀。作刀者は粟田口吉光(通称、藤四郎)。国宝。 ⇒ごとう【後藤】 ことう‐ぶんじろう小藤文次郎‥ラウ 地質学者。島根県生れ。東大教授。日本の古期岩類を地帯構造区分し、火山調査に指導的役割を果たして日本の火山学の確立に貢献。濃尾地震で断層地震説を唱えて注目された。(1856〜1935) ⇒ことう【小藤】 ごとう‐ぼり後藤彫】 金工後藤祐乗ゆうじょう一門の作品。→家彫いえぼり⇒ごとう【後藤】 ごとう‐またべえ後藤又兵衛‥ヱ 桃山時代の武将。名は基次。初め黒田孝高・同長政に仕えた。のち浪人し、大坂夏の陣に戦死。(1560?〜1615) ⇒ごとう【後藤】 ごとう‐みつつぐ後藤光次】 江戸初期の幕府金改役。通称、庄三郎。後藤徳乗の門人。家康に抜擢されて金座の主宰者となり、代々金改役として鋳貨をつかさどった。(1571〜1625) ⇒ごとう【後藤】 ごとう‐もの後藤物】 後藤彫の細工物。 ⇒ごとう【後藤】 ことう‐やき湖東焼】 琵琶湖の東岸、滋賀県彦根に産出した陶磁器。1829年(文政12)に開窯し、42年から62年までは井伊家の藩窯はんようごとう‐ゆうじょう後藤祐乗‥イウ‥ 室町中期の金工。名は正奥。通称、四郎兵衛。法印。美濃の人。足利義政に仕え刀装具を制作。三所物みところものの技法・意匠に新機軸を出し、後藤家の開祖となる。(1440〜1512) ⇒ごとう【後藤】 こと‐うら琴占】 占法の一つ。琴を弾じて神霊を迎え、吉凶を占うこと。日本書紀の神功摂政前紀などに見える。後には琴板を笏しゃくでたたいて占った。 こと‐うら異浦】 他の浦。別の浦。後拾遺和歌集「―にこそ煙立つなれ」 こ‐どうりょう古同僚‥レウ 昔の同僚。源平盛衰記30「樋口は―、見知りたるらんとて召されたり」 こと‐うるわ・し言美はし‥ウルハシ 〔形シク〕 ことばづかいが立派で端正である。徒然草「ことに若くかたちよき人の―・しきは」 こと‐うるわ・し事美はし‥ウルハシ 〔形シク〕 端正である。きちんとしている。大鏡師輔「魚袋…―・しう松の枝につけさせ給へり」 ごとう‐れっとう五島列島‥タウ‥タウ 長崎市の北西海上にある列島。長崎県北松浦郡・南松浦郡・五島市に属する。名は福江・奈留なる・若松・中通なかどおり・宇久(後には宇久に代えて久賀ひさか)の5島を総称したことに由来。全島140余から成り、漁業が盛ん。近世、キリシタンの潜んだ地。 ⇒ごとう【五島】 こと‐えり言選り】 用語を選択すること。源氏物語帚木「文を書けどおほどかに―をし」 こと‐おおせごと異仰せ言‥オホセ‥ 別の仰せごと。他の御命令。宇津保物語初秋「―は…身の堪へむに従ひて承らむに」 ご‐とおか五十日‥トヲカ 5日ないし10日の間、すなわちわずかの時日。 こと‐おか・し事可笑し‥ヲカシ 〔形シク〕 笑うべきことである。浄瑠璃、出世景清「腕なしのふりづんばい、かたはらいたし―・し」 こと‐おさめ事納‥ヲサメ ①(その年の)物事のしおさめ。 ②⇒おことおさめ(御事納) こと‐おとこ異男‥ヲトコ ①他の男。大和物語「この心がけし娘、―して京にのぼりたりければ」 ②夫以外の他の男。情人。あだし男。宇治拾遺物語3「別当が妻―に語らはれて」 こと‐おのこ異男子‥ヲノコ (→)「ことおとこ」に同じ。 ごとお‐び五十日‥トヲ‥ 月のうち、五、十のつく日。取引の支払い日にあたり、車の動きが多く交通渋滞が激しくなる。 こと‐おもい異思い‥オモヒ ほかに思うこと。他念。余念。発心集「又―せず、一心に念仏をぞ申したりける」 こと‐おり異折‥ヲリ ほかの折。他の時。枕草子39「いつかは―にさはしたりし」 ゴドーをまちながらゴドーを待ちながら】 (En attendant Godot フランス)ベケット作の戯曲。1953年初演。作者自身の英訳台本により、55年イギリスで上演。二人の男がゴドーを待ちつづけるのみという、従来のドラマツルギーを逸脱・否定した構造を持ち、現代演劇に絶大な影響を与えた。 こと‐おんな異女‥ヲンナ ①他の女。 ②妻以外の他の女。情人。あだし女。仁勢物語「男、―ありて思ひくたびれて千歳の中も離々かれがれにて」 こと‐かき事欠き】 ①不足なこと。不自由なこと。 ②まにあわせ。日本永代蔵4「夜半油を切らして女房の髪の油を―にさすなど」 こと‐がき事書・言書】 ①文書で「一、…の事」と書くこと。また、その文書。箇条書かじょうがき。太平記6「委細の―十七箇条の恩裁を添へられたり」 ②特に、寺院の衆徒などが上位の者に事を申請するために出す決議文。太平記40「三塔の―、鳥使翅を費すばかりなり」 ③和歌の前書き。ことばがき。太平記15「一首の歌に―を書きそへたりける」 こと‐か・く事欠く】 〔自五〕 (古くは下二段にも活用。多く「…に―・く」の形で)不足に感じる。ないために不自由する。事を欠く。徒然草「遁世者はなきに―・けぬやうをはからひて」。「食うに―・かない」「言うに―・いて」 こと‐かけ事欠け(→)「ことかき」に同じ。好色一代女5「―なればこそ堪忍すれ」 こと‐かそ異父】 父が違うこと。清寧紀「―の兄」 こと‐かた異方】 異なる方。別の所。枕草子90「久しうなりげなるかたはらいたさに―より入りて」 ⇒ことかた‐ざま【異方方】 ことかた‐ざま異方方】 違った方。別の方向。相模集「夢ならば―に誓ひつつ」 ⇒こと‐かた【異方】 こと‐かたら・う言語らふ‥カタラフ 〔他四〕 語り合う。言いかわす。新拾遺和歌集「うちしのび―・はん時鳥あすをあやめの音には立つとも」 こと‐がち事勝ち】 その事のありがちなこと。宇津保物語嵯峨院「おぼつかなき―になむ」

広辞苑 ページ 7287 での○言承けよしの異見聞かず単語。