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こま‐ひき【駒牽き・駒引き】🔗⭐🔉
こま‐ひき【駒牽き・駒引き】
①平安時代、宮中で行われた御料馬ごりょうば天覧の儀式。毎年8月15日(のち16日)、諸国の牧場から貢進するために牽いてきた馬を紫宸殿または仁寿殿じじゅうでんで叡覧の上、馬寮めりょうや大臣に分配した。鎌倉時代末から信濃の望月牧の馬だけとなった。秋の駒牽。〈[季]秋〉。→駒迎こまむかえ。
②毎年4月、天皇が武徳殿で5月の騎射のための馬を閲覧した式。〈[季]夏〉
③駒牽銭の略。
⇒こまひき‐うた【駒牽き唄】
⇒こまひき‐ぜに【駒牽銭】
広辞苑 ページ 7435 での【駒牽き】単語。