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こむ‐そう【虚無僧】🔗🔉

こむ‐そう虚無僧】 (室町時代の普化宗ふけしゅうの僧朗庵が宗祖普化の風を学んで薦こもの上に座して尺八を吹いたから、薦僧こもそうと呼んだという。また一説に、楠木正成の後胤こういん正勝が僧となり虚無と号したからともいう)普化宗の有髪の僧。深編笠をかぶり、絹布の小袖に丸ぐけの帯をしめ、首に袈裟をかけ、刀を帯し、尺八を吹き、銭を乞うて諸国を行脚あんぎゃした。普化僧。こもそう。浄瑠璃、仮名手本忠臣蔵「―こもそうの尺八」→梵論ぼろ 虚無僧

広辞苑 ページ 7451 での虚無僧単語。