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○塞翁が馬さいおうがうま🔗⭐🔉
○塞翁が馬さいおうがうま
[淮南子人間訓]塞翁の馬が逃げたが、北方の駿馬を率いて戻って来た。喜んでその馬に乗った息子は落馬して足を折ったが、ために戦士とならず命長らえたという故事。人生は吉凶・禍福が予測できないことのたとえ。塞翁失馬。「人間万事―」
⇒さい‐おう【塞翁】
さいおくけん【柴屋軒】‥ヲク‥
連歌師宗長そうちょうの号。
さい‐おん【蔡温】‥ヲン
琉球の三司官。琉球名は具志頭ぐしちゃん文若。中国に留学後、尚敬王に信任され、造林や河川の改修など殖産に功績があった。著「図治要伝」「実学真秘」「独物語」「教条」。(1682〜1761)
さいおんじ【西園寺】‥ヲン‥
姓氏の一つ。藤原氏北家の支族。清華せいがの一家。鎌倉初期、北家閑院流藤原公実の4男通季の曾孫公経きんつねが京都の北西に西園寺殿を営んでからの称。
⇒さいおんじ‐きんもち【西園寺公望】
さいおんじ‐きんもち【西園寺公望】‥ヲン‥
政治家。号は陶庵。徳大寺公純きんいとの次男。維新の際軍功を立て、フランスに留学。帰国後、東洋自由新聞社長となるが辞任。政界に入り、第2次政友会総裁となり、2度首相をつとめる。1919年(大正8)パリ講和会議首席全権委員。昭和期には最後の元老として内閣首班の奏薦に当たった。公爵。(1849〜1940)→桂園時代
西園寺公望
提供:毎日新聞社
⇒さいおんじ【西園寺】
さい‐か【才華】‥クワ
すぐれた才知。
さい‐か【再嫁】
女性が二度目の結婚をすること。
さい‐か【西下】
都から西方の地に行くこと。↔東上
さい‐か【災禍】‥クワ
(地震・台風・火事などによる)わざわい。災害。「―に見舞われる」
さい‐か【細瑕】
こまかいきず。わずかの欠点。
さい‐か【最下】
いちばん下にあること。いちばん劣っていること。↔最上
さい‐か【裁可】
①[新唐書董晋伝]君主が臣下の奏上を親裁・許可すること。勅裁。
②明治憲法下で、天皇が議会の協賛した法律案および予算案を確定した意思表示。その形式としては御名ぎょめいを署し、御璽ぎょじを押捺した。勅裁。
さい‐か【歳華】‥クワ
(「華」は日月の意)としつき。歳月。
さい‐か【載貨】‥クワ
貨物をのせ積むこと。また、その貨物。つみに。
⇒さいか‐じゅうりょう‐トン【載貨重量噸】
⇒さいか‐すいせん【載貨水線】
さい‐か【綵花】‥クワ
(「綵」は、いろどり・模様の意)つくりばな。造花。
さい‐が【宰我】
宰予さいよの通称。
さい‐が【催芽】
芽の新生および休眠芽が発育を開始すること。また、これを温熱・薬品などによって人工的に促進したり、発芽を斉一せいいつにしたりする処理。
ざい‐か【在家】
田舎の家。いなか。→ざいけ
ざい‐か【在荷】
現在ある荷物・商品。在庫品。
ざい‐か【財貨】‥クワ
①貨幣または有価物。「―をたくわえる」
②〔経〕人間の欲望を満足させる物質。
ざい‐か【罪科】‥クワ
①つみととが。「重い―」
②法律に照らして処罰すること。しおき。「―に処す」
ざい‐か【罪過】‥クワ
つみとあやまち。法律または道徳に背いた行為。
さい‐かい【再会】‥クワイ
長い間別れていた人同士が、再びあうこと。「10年ぶりの―」「―を約す」
さい‐かい【再開】
いったん中断していたものを再び始めること。「交渉を―する」
さい‐かい【西海】
①西方の海。特に、九州地方の海。
②西海道の略。平家物語7「山陰・山陽・南海・―の兵ども雲霞のごとくに馳せまゐる」
⇒さいかい‐こくりつこうえん【西海国立公園】
⇒さいかい‐どう【西海道】
さいかい【西海】
長崎県、西彼杵にしそのぎ半島の北部に位置する市。市域の一部は西海国立公園に属する。沿岸漁業と農業が盛ん。人口3万4千。
さい‐かい【崔嵬】‥クワイ
①[詩経周南、巻耳]石や岩がごつごつ出た険しい山。草木のない土山。
②高くそばだつこと。太平記21「その奇麗―なることは三国無双の雁塔なり」
さい‐かい【斎戒】
(「斎」は心の不浄を浄める意、「戒」は身の過ちを戒める意)飲食・動作を慎んで、心身を清めること。
⇒さいかい‐もくよく【斎戒沐浴】
さい‐かい【際会】‥クワイ
事件や機会などにたまたまであうこと。「事変に―する」
さい‐がい【災害】
異常な自然現象や人為的原因によって、人間の社会生活や人命に受ける被害。「―に見舞われる」
⇒さいがい‐きゅうじょ‐けん【災害救助犬】
⇒さいがい‐たいさく‐きほん‐ほう【災害対策基本法】
⇒さいがい‐ほしょう【災害補償】
⇒さいがい‐よそくちず【災害予測地図】
さい‐がい【塞外】‥グワイ
①とりでの外。
②中国の北方の国境すなわち万里の長城の外。↔塞内
さい‐がい【際涯】
はて。かぎり。きわ。
さい‐がい【鰓蓋】
えらぶた。
ざい‐かい【財界】
大資本を中心とした実業家・金融業者の社会。経済界。夏目漱石、道草「父はやがて―で有名な或人の名を挙げた」
ざい‐かい【罪魁】‥クワイ
犯罪の張本人。悪者のかしら。
ざい‐がい【在外】‥グワイ
外国に在ること。「―邦人」
⇒ざいがい‐かわせしきん【在外為替資金】
⇒ざいがい‐こうかん【在外公館】
⇒ざいがい‐しさん【在外資産】
⇒ざいがい‐せいか【在外正貨】
ざいがい‐かわせしきん【在外為替資金】‥グワイカハセ‥
政府・中央銀行または為替銀行が為替調整または決済のため、海外の金融中心市場に保有する資金。
⇒ざい‐がい【在外】
さいがい‐きゅうじょ‐けん【災害救助犬】‥キウ‥
災害時に、行方不明者などを捜索するよう訓練された犬。
⇒さい‐がい【災害】
ざいがい‐こうかん【在外公館】‥グワイ‥クワン
外国に設置した政府の出先機関。大使館・公使館・領事館など。
⇒ざい‐がい【在外】
さいかい‐こくりつこうえん【西海国立公園】‥ヱン
長崎県の五島列島・平戸島・九十九島くじゅうくしまを含む国立公園。
⇒さい‐かい【西海】
ざいがい‐しさん【在外資産】‥グワイ‥
政府・法人・個人などが外国に所有している財産。
⇒ざい‐がい【在外】
ざいがい‐せいか【在外正貨】‥グワイ‥クワ
国際決済のため、政府または中央銀行が、外国の金融中心地に所有する正貨。金に準じて対外決済に使用するドル建・ポンド建などの銀行預金、有価証券など。
⇒ざい‐がい【在外】
さいがい‐たいさく‐きほん‐ほう【災害対策基本法】‥ハフ
国土・国民を災害から保護するために必要な施策の基本、防災に関する国・地方公共団体の責任を定めた法律。1961年制定。
⇒さい‐がい【災害】
さいか‐いっき【雑賀一揆】
安土桃山時代、紀伊国雑賀地方の一向一揆。1577〜80年(天正5〜8)織田信長・豊臣秀吉と対立し、ついに屈服。
さいかい‐どう【西海道】‥ダウ
五畿七道の一つ。今の九州地方。筑前・筑後・豊前・豊後・肥前・肥後・日向・大隅・薩摩および壱岐・対馬の9国2島の称。
⇒さい‐かい【西海】
さい‐かいはつ【再開発】
既存の施設を取り払い、新たな目的設定のもとに開発し直すこと。「都市―」「地域―」
さいがい‐ほしょう【災害補償】‥シヤウ
労働者が業務上災害を蒙った場合、労働基準法により使用者が行うべき補償。療養・休業・障害・遺族・葬祭・打切・分割の7種の補償がある。→労災保険。
⇒さい‐がい【災害】
さいかい‐もくよく【斎戒沐浴】
(「沐」は髪を洗う、「浴」は体を洗うの意)心を清め身を洗うこと。
⇒さい‐かい【斎戒】
さいがい‐よそくちず【災害予測地図】‥ヅ
地震・洪水などの災害をもたらす自然現象を予測して、想定される被害の種類・程度とその範囲を示した地図。ハザード‐マップ。防災地図。
⇒さい‐がい【災害】
さいか‐う【催花雨】‥クワ‥
春雨。花の咲き出す頃に降る雨。
さい‐かえ・る【再返る】‥カヘル
〔自四〕
(「冴さえ返る」の転。「再返る」は当て字)再びもとに返る。ぶりかえす。
さい‐かく【才覚】
①学問の力。学才。才学。正徹物語「歌詠みは―を覚ゆべからず」
②知力のはたらき。機知。機転。醒睡笑「惣領の子―あれば、笛を稽古させけり」。「―がある」「自分の―で生きていく」
③計画。くふう。算段。徒然草「又五郎男またごろうおのこを師とするより外の―候はじ」。日葡辞書「サイカクヲメグラス」
④くふうして金を集めること。くめん。「月末の不足を―する」「無理な―」
⇒さいかく‐もの【才覚者】
さいかく【西鶴】
⇒いはらさいかく(井原西鶴)。
⇒さいかく‐おおやかず【西鶴大矢数】
⇒さいかく‐おきみやげ【西鶴置土産】
⇒さいかく‐おりどめ【西鶴織留】
⇒さいかく‐しょこくばなし【西鶴諸国ばなし】
さい‐かく【採獲】‥クワク
とること。えること。
さい‐かく【犀角】
①犀の角つの。邪気を払い、毒を消すなどの霊力をもつとされ、魔除けのほか細工物に用いた。
②犀の角の先端部を粉末にした生薬。漢方で解熱薬。黒色のものを上等とし、烏犀角うさいかくという。「―丸」「―湯」
⇒さいかく‐の‐おび【犀角の帯】
さい‐がく【才学】
(中世ではサイカク)才能と学識。学問。源氏物語絵合「―といふもの、世にいと重くするものなれば」
ざい‐がく【在学】
学校に籍をおいていること。「高校に―する」「―証明書」
さいかく‐おおやかず【西鶴大矢数】‥オホ‥
俳諧集。井原西鶴著。5冊。延宝8年(1680)5月、大坂生玉社で1日に4000句の俳諧を詠み、翌年刊行した独吟集。大矢数。
⇒さいかく【西鶴】
さいかく‐おきみやげ【西鶴置土産】
浮世草子。井原西鶴の遺稿を北条団水が版行したもの。5巻5冊。1693年(元禄6)刊。かつて遊里で豪遊した大尽客たちのおちぶれた身の上と生活を描写。
→文献資料[西鶴置土産]
⇒さいかく【西鶴】
さいかく‐おりどめ【西鶴織留】
浮世草子。北条団水編。6巻6冊。井原西鶴の未完成の「本朝町人鑑」と「世の人心」を合わせて、その没後1694年(元禄7)に刊行。
→文献資料[西鶴織留]
⇒さいかく【西鶴】
さいかく‐しょこくばなし【西鶴諸国ばなし】
浮世草子。井原西鶴著。5巻5冊。1685年(貞享2)刊。諸国の奇談異聞35話を集めた短編小説集。一名、近年諸国咄大下馬おおげば。
→文献資料[西鶴諸国ばなし]
⇒さいかく【西鶴】
さいかく‐の‐おび【犀角の帯】
石帯せきたいの一種。犀の角を円形または角形に切って革帯かくたいの飾りとしてつけたもの。角つのの帯。
⇒さい‐かく【犀角】
さいかく‐もの【才覚者】
才覚に長じた人。気のきく人。狂言、鬮罪人「とかく太郎冠者は―ぢや」
⇒さい‐かく【才覚】
さいか‐じゅうりょう‐トン【載貨重量噸】‥クワヂユウリヤウ‥
船舶の満載状態の重量から、空船状態の重量を減じたもの。その船舶に積載し得る貨物の最大重量を表す。積載重量噸。デッド‐ウェイト。→トン。
⇒さい‐か【載貨】
さいか‐すいせん【載貨水線】‥クワ‥
(→)満載喫水線に同じ。
⇒さい‐か【載貨】
ざい‐かた【在方】
田舎。在。狂言、小傘「此上は―を回つて田舎ものをたぶらかし」
さいかち【皂莢】
①マメ科の落葉高木。高さ3〜5メートル。山野・河原などに自生。栽培もされる。茎・枝に多数のとげがあり、葉は複葉。夏、緑黄色で4弁の細かい花を開く。秋、長さ30センチメートル余の莢さやを垂下する。果実は、サポニンを含み洗濯用、また漢方生薬の皂角子そうかくしとして解毒・潤和剤。若芽は食用。材は器具材・細工物などとする。〈[季]秋〉
さいかち
②「さいかちむし」の略。
⇒さいかち‐むし【皂莢虫】
さいかち‐むし【皂莢虫】
カブトムシの別称。サイカチの樹液を好む。さいかしむし。〈[季]夏〉
⇒さいかち【皂莢】
ざいか‐ぼう【在華紡】‥クワバウ
日本資本が中国で経営した紡績業。特に第一次大戦期以後、上海・青島・天津などに多数の工場が進出し、中国民族資本を圧して、日中対立の舞台となった。
さい‐がわ【犀川】‥ガハ
①石川県東部の富山県境付近の両白山地から北西へ流れ、金沢市街を通って日本海へ注ぐ川。
②長野県松本盆地の明科あかしな付近で梓川あずさがわ・高瀬川と合流して北東へ流れ、長野市付近で千曲川に注ぐ川。上流は梓川・高瀬川など。
さい‐かん【才幹・材幹】
(「幹」は任に堪えて事をよくする意)物事をきちんとやりとげる能力。うでまえ。十訓抄「させる―はなかりけれども」。夏目漱石、こゝろ「親から財産を譲られたものは、何どうしても固有の―が鈍る」。「―に富む」
さい‐かん【再刊】
①一度刊行した書籍を再び刊行すること。
②休刊・廃刊した定期刊行物を再び刊行すること。
さい‐かん【再感】
病気が再発すること。再感染。
さい‐かん【災旱】
ひでりのわざわい。旱災。
さい‐かん【災患】‥クワン
わざわい。不幸。
さい‐かん【彩管】‥クワン
絵をかくのに用いる筆。絵筆。「―を揮ふるう」
さい‐かん【祭官】‥クワン
祭事を行う役人。
さい‐かん【斎官】‥クワン
神事に関係する役。
さい‐かん【斎館】‥クワン
(→)神館かんだち1に同じ。
さい‐かん【細奸】
心が狭くてねじけた人。小人。
さい‐かん【細間】
まわし者。しのび。細作さいさく。
さい‐かん【菜館】‥クワン
(中国で)料理店の称。
さい‐かん【歳寒】
寒い季節。冬季。
⇒さいかん‐さんゆう【歳寒三友】
⇒さいかん‐せんりょ【歳寒仙侶】
⇒さいかん‐にが【歳寒二雅】
⇒さいかん‐にゆう【歳寒二友】
⇒歳寒の松柏
ざい‐かん【在官】‥クワン
官職についていること。
ざい‐かん【材幹】
(→)才幹に同じ。
さいかん‐さんゆう【歳寒三友】‥イウ
(画題)冬の寒さに堪える三種の植物。松・竹・梅、また、梅・水仙・竹。
⇒さい‐かん【歳寒】
さいかん‐せんりょ【歳寒仙侶】
(画題)岩石に水仙を添え、更に竹や梅を配したもの。
⇒さい‐かん【歳寒】
さいかん‐にが【歳寒二雅】
(画題)竹・梅を描くもの。
⇒さい‐かん【歳寒】
さいかん‐にゆう【歳寒二友】‥イウ
(画題)梅に寒菊を配したもの。
⇒さい‐かん【歳寒】


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