複数辞典一括検索+![]()
![]()
アウグスティヌス【Aurelius Augustinus ラテン】🔗⭐🔉
アウグスティヌス【Aurelius Augustinus ラテン】
初期キリスト教会最大のラテン教父・思想家。キリスト教徒を母として育つも、一時マニ教を奉じ、やがて新プラトン哲学に触発され、内なる根拠への還帰・超越の道を求め、ついにミラノで回心し洗礼を受け、生地北アフリカに帰りヒッポの司教として活動、同地で没。その神学思想は、原罪の癒しにおける恩恵の絶対性、恩恵のしるしとしてのサクラメント論、歴史は神の国と地上の国との闘争の場であるとする歴史神学、記憶・知性・愛のうちに痕跡をみる三位一体論が特徴。哲学的には内的時間論・自由意志論・真理照明説が注目される。著「告白」「三位一体論」「神の国」など。聖オーガスチン。(354〜430)
広辞苑 ページ 79 での【アウグスティヌス】単語。