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さ‐ながら【宛ら】🔗🔉

さ‐ながら宛ら】 (サは然の意) [一]〔副〕 ①そのまま。そっくり。源氏物語夕顔「かへり入りて探り給へば女君は―ふして」 ②ちょうど。あたかも。狂言、絹粥ひめのり「―錦を張つたるが如く」。「地獄―の世界」 ③のこらず。すべて。宇津保物語菊宴「はらからの君だち―参り給へり」 [二]〔接続〕 そうはいうものの。しかしながら。世間胸算用2「喰ひにげ大じんにあふ事多し。―それとて乞ひがたく」

広辞苑 ページ 8021 での宛ら単語。