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さなえ‐づき【早苗月】‥ナヘ‥🔗🔉

さなえ‐づき早苗月‥ナヘ‥ 陰暦5月の異称。さつき。千五百番歌合「―さみだれそむる始めとや」 ⇒さ‐なえ【早苗・秧】

さなえ‐とり【早苗取り】‥ナヘ‥🔗🔉

さなえ‐とり早苗取り‥ナヘ‥ 苗代田なわしろだから早苗を取ること。 ⇒さ‐なえ【早苗・秧】

さなえ‐どり【早苗鳥】‥ナヘ‥🔗🔉

さなえ‐どり早苗鳥‥ナヘ‥ ホトトギスの異称。 ⇒さ‐なえ【早苗・秧】

さなえ‐とんぼ【早苗蜻蛉】‥ナヘ‥🔗🔉

さなえ‐とんぼ早苗蜻蛉‥ナヘ‥ トンボ目サナエトンボ科の昆虫の総称。4月頃から出現する種類が多いのが名の由来。黒い体に黄緑色の斑紋をもちヤンマに似るが、一般に小形。山地の渓流など流水で育つものが多い。 オジロサナエ 提供:ネイチャー・プロダクション ⇒さ‐なえ【早苗・秧】

さなえ‐びらき【早苗開き】‥ナヘ‥🔗🔉

さなえ‐びらき早苗開き‥ナヘ‥ 早苗の植えつけを始めること。さびらき。 ⇒さ‐なえ【早苗・秧】

ざ‐なおし【座直し】‥ナホシ🔗🔉

ざ‐なおし座直し‥ナホシ 座が白けたのをもう一度賑わすこと。花暦八笑人「おれが一番―をしてやるから、しつかりして居ネエ」

さ‐なか【最中】🔗🔉

さ‐なか最中】 物事の盛んな時。さいちゅう。もなか。「夏の―」「降っている―に飛び出す」

さ‐なか🔗🔉

さ‐なか 〔接続〕 (サナクハの転)そうでなければ。さなくば。浄瑠璃、生玉心中「―、まちつと酒でも飲んで待たんせ」

さな‐かずら【さな葛】‥カヅラ🔗🔉

さな‐かずらさな葛‥カヅラ [一]〔名〕 サネカズラの古名。万葉集2「玉くしげみもろの山の―」 [二]〔枕〕 葛は長く伸びて絶えず、分かれてもまた会うところから、「遠長く」「絶えず」「会ふ」に、また、音の類似から、「さ寝」にかかる。「さねかずら」とも。万葉集13「―後も逢はむと」

さ‐ながら【宛ら】🔗🔉

さ‐ながら宛ら】 (サは然の意) [一]〔副〕 ①そのまま。そっくり。源氏物語夕顔「かへり入りて探り給へば女君は―ふして」 ②ちょうど。あたかも。狂言、絹粥ひめのり「―錦を張つたるが如く」。「地獄―の世界」 ③のこらず。すべて。宇津保物語菊宴「はらからの君だち―参り給へり」 [二]〔接続〕 そうはいうものの。しかしながら。世間胸算用2「喰ひにげ大じんにあふ事多し。―それとて乞ひがたく」

広辞苑 ページ 8021