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○三下に見るさんしたにみる🔗🔉

○三下に見るさんしたにみる 軽蔑する。軽くあつかう。浮世風呂3「なんぞと三下に見てゐるはな」 ⇒さん‐した【三下】 さんした‐やっこ三下奴】 (采さいの目が3以下では勝つ見込みがうすいことからという)ばくち打ちの仲間で最下位の者。三下野郎。 ⇒さん‐した【三下】 さんしちぜんでんなんかのゆめ三七全伝南柯夢】 読本よみほん。6巻6冊。曲亭馬琴作、葛飾北斎画。1808年(文化5)刊行。三勝・半七の情話に取材して、室町時代の笠屋三勝・赤根半七の忠孝・節義の物語に武士気質・儒教精神・勧懲思想などを盛ったもの。 さんしち‐そう三七草・山漆草‥サウ キク科の多年草。中国南部原産で、日本で古くから栽培。高さ約90センチメートル。葉は羽状深裂、裏面は初め紫色。托葉が大きい。秋、黄色の小頭状花を多数つける。冠毛は白色絹毛状。葉の絞り汁は血止、毒虫の解毒、日焼けなどに有効。 さんしちそう さんしち‐にち三七日】 (3と7との積から) ①21日。3週間。 ②人の死後21日目の仏事。みなぬか。 ③出産後21日目の祝。 さんし‐ちゅう三尸虫(→)三尸に同じ。 ⇒さん‐し【三尸】 さん‐しつ蚕室】 ①蚕を飼養する室。かいこべや。〈[季]春〉 ②中国で、宮刑を執行した獄舎の名。 さん‐しつ産室】 産をするへや。うぶや。 さん‐しつ散失】 ちりうせること。ちりぢりになってなくなること。散逸。 さん‐じつ三日】 江戸時代の毎月の式日で、朔日ついたち・15日・28日の称。この日は、諸大名・旗本などが麻上下あさがみしもで登城した。 ざん‐しつ残疾】 身体に病気・故障ある者。令制に規定。→篤疾→癈疾 さんじっ‐こう三十講‥カウ 経典を30座に分けて講ずること。法華経二十八品ほんと、その開経たる無量義経1巻と、結経たる観普賢経1巻とを合わせて、1日1品ずつ30日間に講ずる法華三十講が有名。また、朝と夕とに1巻ずつ講じ、15日間で結了することもある。 さんじっこく‐ぶね三十石船】 積荷能力が米30石相当の和船。特に、江戸時代、荷物と客とをのせて、大坂・伏見間の淀川を往来した過書船を指す。 さんし‐とか三豕渡河】 [呂氏春秋察伝](「軍勢が己亥に河を渡る」の「己亥」を「三豕」(3匹のぶた)と誤読しているのを子夏が指摘したという故事から)文字を読み間違えたり書き間違えたりすること。三豕河を渉わたる。 さんし‐の‐れい三枝の礼】 鳩はとは礼譲の心があり、親鳥のとまっている枝から3本下の枝にとまるということ。鳥でも孝道を知っているというたとえ。鳩に三枝の礼あり。 さんし‐ば三指馬】 絶滅したウマの一つ。ウマ科の動物が、前足4本、後足3本の指から両方とも1本になる、その途中の3本の段階を代表する種類。中新世から更新世にかけての旧世界と北アメリカに広く生息した。ヒッパリオン。 ザンジバルZanzibar】 アフリカ中部東海岸沖合の島。旧イギリス保護領。1963年独立、64年タンガニーカと合邦、タンザニア連合共和国となる。 サン‐シモンClaude Henri de Rouvroy, Comte de Saint-Simon】 フランスの社会思想家。伯爵。封建体制にかわって産業人の支配する社会を理想とする、初期社会主義者の一人。宗教の変革も説いた。門弟のバザール(S.-A. Bazard1791〜1832)・アンファンタン(B. P. Enfantin1796〜1864)らがサン=シモン主義を形成、コントらにも影響を与えた。著「産業者の教理問答」「新キリスト主義」。(1760〜1825) サン‐シモンLouis de Rouvroy, Duc de Saint-Simon】 フランスの作家。公爵。その回想録は重要な史料で文学的価値もある。(1675〜1755) さん‐しゃ三社】 ①三つの神社。特に、伊勢神宮・石清水八幡宮および賀茂神社(または春日神社)の称。 ②三つの会社。 ⇒さんしゃ‐たくせん【三社託宣】 ⇒さんしゃ‐ほうへい【三社奉幣】 さん‐しゃ三車】 〔仏〕羊車と鹿車と牛車。羊車を声聞しょうもん乗に、鹿車を縁覚乗に、牛車を菩薩乗にたとえる。法華経譬喩品の火宅喩にもとづく。→三乗 さん‐しゃ三舎】 昔、中国で、軍隊の3日の行程。90里(春秋時代の1里は約405メートル)。→舎2 ⇒三舎を避く さん‐しゃ三者】 ①三つのもの。三人のひと。「―会談」 ②第三者の略。 ⇒さんしゃ‐しっこう【三者執行】 さん‐しゃ三斜】 和算で、不等辺三角形の称。 ⇒さんしゃ‐しょう‐けい【三斜晶系】 さん‐しゃ山車⇒だし(山車) さん‐しゃ参社】 神社に参詣すること。みやまいり。太平記17「日吉の大宮権現に―し給ひて」 さん‐じゃ算者】 (サンシャとも)算術の達人。狂言、賽の目「こなたは殊の外の―で御座る」 さん‐じゃ賛者】 即位・朝賀などの大礼に、典儀(少納言)をたすける職。 ざん‐しゃ讒者】 讒言をする人。 ざん‐じゃ讒邪】 よこしまで人を讒言すること。 さん‐しゃく参酌】 てらしあわせて善をとり悪をすてること。比べて参考にすること。斟酌しんしゃく。「事情を―する」 さん‐じゃく三尺】 ①1尺の3倍。 ②(古代中国で、長さ3尺の竹簡に書く定めだったからいう)法律の称。三尺法。 ③三尺帯の略。 ⇒さんじゃく‐おび【三尺帯】 ⇒さんじゃく‐ずきん【三尺頭巾】 ⇒さんじゃく‐だな【三尺店】 ⇒さんじゃく‐てぬぐい【三尺手拭】 ⇒さんじゃく‐の‐しゅうすい【三尺の秋水】 ⇒さんじゃく‐の‐どうじ【三尺の童子】 ⇒さんじゃく‐ぼうし【三尺帽子】 ⇒三尺下がって師の影を踏まず ⇒三尺高し さん‐じゃく山鵲】 スズメ目カラス科の鳥。形はオナガに似て大きく、尾は長い。頭は灰白色で顔からのどにかけて黒。翼・尾は灰青色で、下面は白色。東部ヒマラヤから中国にかけて広く分布、山喜鵲・尾長山鵲などと呼ばれ、めでたい鳥とされる。〈書言字考節用集〉 サンジャク 撮影:小宮輝之 さんじゃく‐おび三尺帯】 三尺手拭てぬぐいを帯がわりに締めたもの。職人用。後、もっと長くして子供用などにした。 ⇒さん‐じゃく【三尺】

広辞苑 ページ 8213 での○三下に見る単語。