複数辞典一括検索+

しお【潮・汐】シホ🔗🔉

しお潮・汐シホ (「塩」と同語源) ①月および太陽の引力によって、周期的に起こる海面の昇降。潮汐ちょうせき。うしお。「―の満ち干」 ②海水。海流。「―の流れ」 ③ちょうどよいとき。おり。しおあい。しおどき。機会。浄瑠璃、夏祭浪花鑑「言ひ出す―に茶を差し出し」。「それを―に席を外す」 ④江戸時代、大坂新町遊里の遊女の階級の一つ。太夫・天神・鹿恋かこいの次位、影・月がちの上位。汐以下は、端女郎はしじょろうと総称される。 ⑤愛敬あいきょう。情趣。犬筑波「水海のおきな面は―もなし」 ◇本来は、「潮」は朝しお、「汐」は夕しおだが、現在では一般に「潮」と書く。 ⇒潮を踏む

広辞苑 ページ 8407 での単語。