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○自然に還れしぜんにかえれ🔗⭐🔉
○自然に還れしぜんにかえれ
社会の因襲から受けた悪影響を脱して、人生自然の無垢むくな状態に還れの意。J.‐J.ルソーの思想に基づく語。
⇒し‐ぜん【自然】
しぜん‐のうほう【自然農法】‥ハフ
なるべく自然環境にまかせて行う農業技術・経営などの総称。無除草栽培・不耕起栽培など。
⇒し‐ぜん【自然】
しぜん‐の‐くに【自然の国】
①(regnum naturale ラテン)「恩寵の国」に対する語で、物理的自然ないし世俗的社会を指す。アウグスティヌス以来、トマス=アクィナスなどの中世思想家に見出される思想。近世でもライプニッツなどが論じた。
②(Reich der Natur ドイツ)カントにおいては、「目的の国」に対する語として因果律の支配する世界を指す。
⇒し‐ぜん【自然】
しぜん‐の‐けんり【自然の権利】
人間に人権が認められるように、自然、特に生態系にも認められるとされる権利。環境破壊に反対する立場から用いられる概念。→動物の権利。
⇒し‐ぜん【自然】
しぜん‐の‐こと【自然の事】
万一のこと。特に、死ぬことを指す。→しぜん3㋐。
⇒し‐ぜん【自然】
しぜん‐の‐すう【自然の数】
自然の運命で、人力の企て及ぶべきではないこと。自然のなりゆき。
⇒し‐ぜん【自然】
しぜん‐の‐せいいつせい【自然の斉一性】
(uniformity of nature)動植物の種や類に見られるように、ある範囲の物が共通の特色を持つこと(共存の斉一性)、および同一の原因が同一の結果を生むこと(継起の斉一性)についていう。特殊から普遍を導く帰納的推理を可能にする条件として仮定される。
⇒し‐ぜん【自然】
しぜん‐の‐ひかり【自然の光】
(lumen naturale ラテン)人間に生得的・自然的に付与されている理性的な認識能力。超自然的な啓示による認識(恩寵の光)に対する語。主としてスコラ哲学の用語。
⇒し‐ぜん【自然】
しぜん‐ばえ【自然生え】
播種しないのに、草木などが自然に生えること。また、その草木。自然植生。じねんばえ。
⇒し‐ぜん【自然】
しぜん‐はっか【自然発火】‥クワ
酸化されやすい物質が常温で酸化・発熱し、自然に発火・燃焼する現象。
⇒し‐ぜん【自然】
しぜん‐はっせい【自然発生】
①生物は無生物からも発生し得るという説。例えば、肉汁から微生物が自然に発生するという考え。パスツールによって誤りであることが実証された。偶然発生。ヘッケル以降は生命の起源のこと。
②人為的な計画・指導に基づかないで発生すること。「―的なストライキ」
⇒し‐ぜん【自然】
広辞苑 ページ 8689 での【○自然に還れ】単語。