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しぜん‐とうた【自然淘汰】‥タウ‥🔗🔉

しぜん‐とうた自然淘汰‥タウ‥ (natural selection)生物進化において、ある種の個体群を構成する個体間で、ある形質を持つ個体がそれを持たない個体よりも多くの子孫を残すことができ、しかもその形質が遺伝するなら、その形質が後の世代により広く伝わるようになること。このような過程が集積することによって適応的進化が生じたとするのを自然淘汰説という。ダーウィンが提唱。自然選択。↔人為淘汰。→ダーウィニズム⇒し‐ぜん【自然】

しぜんとじんせい【自然と人生】🔗🔉

しぜんとじんせい自然と人生】 文集。徳冨蘆花著。1900年(明治33)刊。初期の小説・評伝・随筆などを収録。文範として当時の文章に影響を与えた。 →文献資料[自然と人生]

じぜん‐なべ【慈善鍋】🔗🔉

じぜん‐なべ慈善鍋】 救世軍が歳末などに街頭で、貧者のための募金を受ける鍋。社会鍋。〈[季]冬〉 ⇒じ‐ぜん【慈善】 ○自然に還れしぜんにかえれ 社会の因襲から受けた悪影響を脱して、人生自然の無垢むくな状態に還れの意。J.‐J.ルソーの思想に基づく語。 ⇒し‐ぜん【自然】

しぜん‐のうほう【自然農法】‥ハフ🔗🔉

しぜん‐のうほう自然農法‥ハフ なるべく自然環境にまかせて行う農業技術・経営などの総称。無除草栽培・不耕起栽培など。 ⇒し‐ぜん【自然】

しぜん‐の‐くに【自然の国】🔗🔉

しぜん‐の‐くに自然の国】 ①(regnum naturale ラテン)「恩寵の国」に対する語で、物理的自然ないし世俗的社会を指す。アウグスティヌス以来、トマス=アクィナスなどの中世思想家に見出される思想。近世でもライプニッツなどが論じた。 ②(Reich der Natur ドイツ)カントにおいては、「目的の国」に対する語として因果律の支配する世界を指す。 ⇒し‐ぜん【自然】

しぜん‐の‐けんり【自然の権利】🔗🔉

しぜん‐の‐けんり自然の権利】 人間に人権が認められるように、自然、特に生態系にも認められるとされる権利。環境破壊に反対する立場から用いられる概念。→動物の権利⇒し‐ぜん【自然】

広辞苑 ページ 8689