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した‐がさね【下襲】🔗🔉

した‐がさね下襲】 ①束帯の時、半臂はんぴの下に着た衣。背後の裾きょを長くして袍ほうの下から曳く。天皇の料は後世までそのままだが(続きの下襲)、臣下は鎌倉初期から裾を別にした(別裾べつきょの下襲)。室町末期から襟をつけた大帷おおかたびらが出来、裾をこれに添え、その上に袍を着る風を生じた。地紋と色目は公卿と殿上人てんじょうびととにより、また夏と冬とにより区別があった。 下襲 ②下着したぎ。〈日葡辞書〉 ○舌がすべるしたがすべる 話の勢いで、言ってはならないことをうっかり言う。口がすべる。 ⇒した【舌】

広辞苑 ページ 8720 での下襲単語。