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したが・える【従える・随える】シタガヘル🔗🔉

したが・える従える・随えるシタガヘル 〔他下一〕[文]したが・ふ(下二) ①意のままに指図して使う。服従させる。宇津保物語藤原君「山がつらを―・へて田畑を作らむ」。平家物語5「はやはや謀反おこして、日本国―・へ給へ」。「敵を―・える」 ②供につれる。率いる。太平記5「三千余騎を―・へてたてごもらせ給ひけるとぞ聞えし」。「随員を―・えて会議に臨む」 ③(通例「身に―・う」の形で用いる)所持する。たずさえる。海道記「猛豪の三兵(弓・剣・槍)は手に―・へて互に雄称す」。「三尺の剣を身に―・う」 ▷口語では、やや古風な言い方。 ④相応するようにする。対応させる。今昔物語集1「もし願ひ思ふ事のあるか、われ願ひに―・へむ」

広辞苑 ページ 8720 での従える単語。