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じ‐とう【地頭】ヂ‥🔗🔉

じ‐とう地頭ヂ‥ ①[朱子語類]当該の場所。現地。中右記「仰云、早遣使於地頭、可被決歟」 ②平安時代、荘園の領主が土地管理のために現地に置いた荘官。 ③鎌倉・室町幕府の職名。1185年(文治1)源頼朝が、行家・義経を捕らえる名目で、勅許を得て各地の荘園・公領に置いた職。御家人が任命され、荘園・公領内の警察・刑事裁判権をもち、次第に在地領主として成長した。承久の乱以前に任命されたものを本補地頭、以後のものを新補地頭という。 →資料:守護地頭設置 ④江戸時代、知行所を持つ領主。旗本や、各藩で知行地に徴租の権をもった家臣などをいう。また、主として東北地方で、名子なごを使役した地主。 ⇒じとう‐うけ【地頭請】 ⇒じとう‐しき【地頭職】

広辞苑 ページ 8868 での地頭単語。