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じ‐もく【除目】ヂ‥🔗⭐🔉
じ‐もく【除目】ヂ‥
(任官の人名を記した、目録の意)平安時代以後、諸司・諸国の主典さかん以上の官を任ずる儀式。公卿くぎょうが集まって約3日間清涼殿の天皇の前で行い、摂政の時はその直廬ちょくろで行うのを例とする。左大臣が一ノ上として執筆となり、一々任官の人を大間書おおまがきに注記する。県召あがためしには主に国司などの地方官を任じ、司召つかさめしには主に京官を任ずる。ほかに臨時除目(小除目)・女官除目などがあった。除書じょしょ。枕草子3「―の頃など、内裏わたりいとをかし」。枕草子25「―に司得ぬ人の家」
広辞苑 ページ 9067 での【除目】単語。