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あお・い【青い・蒼い】アヲイ🔗🔉

あお・い青い・蒼いアヲイ 〔形〕[文]あを・し(ク) (古くは、目立たぬ色を表す語で、灰色をも含めていった) ①青色である。緑・藍・蒼・碧に通じていう。古事記「鴗鳥そにどりの―・き御衣みけしを」。「―・い空」「―・い海」「―・い野菜」 ②青白い。宇津保物語俊蔭「鞍置きたる―・き馬出で来てをどりありきていななく」。「―・い月影」 ③顔に血の気がない。大鏡師尹「くやしく思すに御色も―・くなりてぞおはしける」。「顔が―・くなる」 ④(果実などの未熟なものが青いところから)人柄や、することが未熟である。日葡辞書「アヲイコトヲイウ」。「考えがまだ―・い」 ◇一般には「青」。くすんだあお色や血の気のないあお色には「蒼」、浅緑色から濃青緑色では「碧」も使う。 ⇒青きを踏む ⇒青くなる

広辞苑 ページ 91 での青い単語。