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○上手の猫が爪を隠すじょうずのねこがつめをかくす🔗🔉

○上手の猫が爪を隠すじょうずのねこがつめをかくす 実力のある者は、みだりに手腕をあらわさないことのたとえ。能ある鷹は爪を隠す。 ⇒じょう‐ず【上手】 じょうず‐めか・し上衆めかしジヤウ‥ 〔形シク〕 貴人らしい様子である。源氏物語桐壺「おぼえいとやむごとなく―・しけれど」 ⇒じょう‐ず【上種・上衆】 じょうず‐め・く上衆めくジヤウ‥ 〔自四〕 貴人らしく見える。貴人らしくふるまう。宇津保物語国譲上「いとかばかり―・きたりし人ぞ」 ⇒じょう‐ず【上種・上衆】 じょうず‐もの上手者ジヤウ‥ 如才なく交際する人。世辞のよい人。 ⇒じょう‐ず【上手】 しょう・する消するセウ‥ [一]〔自サ変〕 (ショウズルとも)きえる。なくなる。雨月物語5「久しき念のここに―・じつきたるにやあらん」 [二]〔他サ変〕 ①けす。なくす。 ②日をおくる。暮らす。徒然草「日を―・し、月を亘りて、一生を送る」 しょう・する称する】 〔他サ変〕[文]称す(サ変) (「称ず」とも) ①となえる。言う。呼ぶ。今昔物語集5「おのおの心を一にして仏の御名を―・し」。「病気と―・して会社を休む」 ②たたえる。ほめる。太平記1「命世亜聖の才とも―・じつべし」 しょう・する証する】 〔他サ変〕[文]証す(サ変) (「証ず」とも) ①よりどころを挙げて真実であることを示す。証明する。「潔白を―・する」 ②保証する。うけあう。「本人であることを―・する」 ③さとりをひらく。平家物語7「願はくはこの曲を君にさづけ奉り仏果菩提を―・ずべき」 しょう・する頌する】 〔他サ変〕[文]頌す(サ変) 功績を文や言葉でほめたたえる。太平記11「帝徳を―・し奉る声洋々として耳にみてり」 しょう・する誦する】 〔他サ変〕[文]誦す(サ変) 声をあげてよむ。読誦する。唱える。→ずす(誦す) しょう・する賞するシヤウ‥ 〔他サ変〕[文]賞す(サ変) ①ほめる。たたえる。「善行を―・する」 ②めでる。楽しむ。「月を―・する」 しょう・ずる生ずるシヤウ‥ 〔自他サ変〕[文]生ず(サ変) ①はえる。また、はやす。今昔物語集1「足をあげ給ふに蓮花―・じて足を受け奉る」 ②うまれる。また、うむ。 ③起こる。おこす。発生する。今昔物語集3「―・ぜる者、必ず滅せざるはなし」。太平記32「虎の山によりかかつて風を―・ずるが如し」。「摩擦を―・ずる」 しょう・ずる招ずる・召ずるセウ‥ 〔他サ変〕[文]招ず(サ変) まねく。まねき入れる。狂言、釣狐「貴僧高僧―・じて、御祈祷あれどもしるしなし」 しょう・ずる請ずるシヤウ‥ 〔他サ変〕[文]請ず(サ変) 招く。招待する。もてなす。竹取物語「先づ―・じ入れ奉らん」 じょう・ずる乗ずる】 [文]乗ず(サ変) [一]〔自サ変〕 ①乗る。 ②転じて、ある状況をたくみに利用する。つけいる。つけこむ。「すきに―・ずる」「夜陰に―・ずる」 [二]〔他サ変〕 掛け算をする。掛ける。「3に4を―・ずる」

広辞苑 ページ 9735 での○上手の猫が爪を隠す単語。