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いち‐りき【一力】🔗🔉

いち‐りき一力】 ①自分の力。独力。 ②(「万」の字を分けていう)万。京都祇園の万亭を一力亭という類。 ⇒いちりき‐ぢゃや【一力茶屋】

ばん【万】🔗🔉

ばん】 〔副〕 ①十分。まったく。ばんばん。「―遺漏なきよう」 ②どうしても。何とも。「―やむをえない場合」 →まん(万)

まん【万】🔗🔉

まん】 (呉音。漢音はバン) ①数の名。千の10倍。「萬」を大字に用いる。「―が一」 ②数のたいへん多いこと。よろず。 →ばん(万)

よろず【万】ヨロヅ🔗🔉

よろずヨロヅ ①数の単位。まん。 ②数の多いこと。あまた。さまざまであること。いろいろ。宇津保物語藤原君「―の神仏に」。竹取物語「野山にまじりて竹を取りつつ、―の事に使ひけり」 ③すべての事。万事。源氏物語若紫「―をととのへ給へり」 ④(副詞的に)ことごとく。すべて。万事。「―承ります」 ⇒よろず‐ありちょう【万有帳】 ⇒よろず‐うりちょう【万売帳】 ⇒よろず‐おぼえちょう【万覚帳】 ⇒よろず‐かけちょう【万掛帳】 ⇒よろず‐たび【万度】 ⇒よろず‐とせ【万歳】 ⇒よろず‐や【万屋】 ⇒よろず‐よ【万代・万世】

よろず【万】ヨロヅ(姓氏)🔗🔉

よろずヨロヅ 姓氏の一つ。 ⇒よろず‐てつごろう【万鉄五郎】

[漢]万🔗🔉

 字形  筆順 〔一部2画/3画/教育/4392・4B7C〕 [萬] 字形 〔艹部9画/12画/7263・685F〕 〔音〕マン(呉) バン(漢) 〔訓〕よろず (名)かず・ま [意味] ①数の名。千の十倍。「万に一つ」「十万円」 ②数が非常に多い。よろず。すべて。「万ばん遺漏なきを期する」「万ばんやむを得ない場合は」「万病・万難ばんなん・万全ばんぜん・巨万・億万長者・万国ばんこく・千変万化せんぺんばんか」 [解字] 「萬」は、さそりの象形で、非常に長く続く数の意に当てた。「万」は、「卍」(=まんじ)の変形で、古くから「萬」の略字として用いられている。は異体字。 [難読] 万年青おもと

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