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じつ‐ざい【実在】🔗🔉

じつ‐ざい実在】 ①[墨子非儒下]実際に存在すること。「―の人」 ②〔哲〕一般には、観念・想像・幻覚など主観的なものに対し、客観的に存在するもの、またその在り方。プラトンは感覚的世界を実在の影にすぎず、その背後のイデアを真の実在と考えた。これに対し、アリストテレスは感覚的世界を真の実在とし、形相(エイドス)を感覚的世界に内在する不変の構成原理とした。また、バークリーは一切の存在を観念に還元する観念実在論の立場をとり、ヘーゲルは実在を精神の自己客観化とし、実在と観念の統一を主張した。 ⇒じつざい‐きたい【実在気体】 ⇒じつざい‐こんきょ【実在根拠】 ⇒じつざい‐せい【実在性】 ⇒じつざい‐りゆう【実在理由】 ⇒じつざい‐ろん【実在論】

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