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くま‐で【熊手】🔗🔉

くま‐で熊手】 ①長い柄のさきにクマの爪のような鉄爪を数個並べつけたもので、平安末期以来、戦陣で敵をひっかけて捕らえるのに用いた武器。鉄搭てっとう。平家物語8「遠きをば弓で射、近きをば太刀で切り、―にかけてとるもあり」 ②穀物・落葉などを掻き寄せる竹製の道具。さで掻き。 ③竹製の熊手に、おかめの面、模造小判などを飾りつけたもの。年中の福徳をかきよせる縁起物として、東京の酉とりの市で売る。〈[季]冬〉 ④強欲な人のたとえ。浄瑠璃、淀鯉出世滝徳「―よ欲よと言はるるも口惜しし」 ⇒くまで‐しょう【熊手性】 ⇒くまで‐ばば【熊手婆】

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