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ぎゃく【逆】🔗🔉

ぎゃく】 (呉音。漢音はゲキ) ①物事の順序や方向が反対であること。さかさま。「順番を―にする」「―をつく」「―コース」↔順。 ②道理に反すること。君父にそむくこと。浄瑠璃、女殺油地獄「―な弟に似ぬ心」↔順。 ③〔論〕(converse)「SはPである」、または「SならばPである」という命題に対して、「PはSである」、「PならばSである」という命題を原命題の逆という。原命題は真でも、逆は必ずしも真ではない。逆定理。→換位。 ④逆手の略。「―を取る」

さか【逆・倒】🔗🔉

さか逆・倒】 さかさま。ぎゃく。多く複合語に用いる。歌舞伎、幼稚子敵討おさなごのかたきうち「―に立つて」。「―子」「―恨み」

[漢]逆🔗🔉

 字形  筆順 〔辶(辶)部6画/9画/教育/2153・3555〕 [] 字形 〔辶(辶)部6画/10画〕 〔音〕ギャク(呉) ゲキ(漢) 〔訓〕さからう・さか=・むかえる [意味] ①方向や順序が反対である。順当でない。さかさま。(対)順。「向きが逆だ」「逆もまた真なり」「逆行・逆境・逆鱗げきりん・逆効果・可逆反応」 ②そむく。さからう。(対)順。「逆賊・反逆・悪逆」 ③やって来るものをむかえる。「逆旅げきりょ」 ④あらかじめ。前もって。「逆睹ぎゃくと・げきと」 ⑤「逆手ぎゃくて」の略。「逆を取る」 [解字] 形声。「辶」+音符「」(=むかえる)。来る人と反対方向にすすんで行って出むかえる意。 [下ツキ 悪逆・横逆・可逆・五逆・弑逆・順逆・大逆・吐逆・莫逆・反逆・乱逆 [難読] 逆茂木さかもぎ・逆上せるのぼせる

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